2009年8月10日 (月)

天空の楽園・インド花の谷

Flowerofvally_4 7月中旬、「インド最奥の地、花の谷を求めて9日間」の添乗より帰国しました。
インドは今まさに雨期と真夏のど真ん中。首都デリーは日中40℃近くのジメッとした暑さに加え、風が吹いたかと思えば熱風が体中を包み込む・・「これぞまさしくインドの夏だー!」と実感します。

なぜ、この暑い時期にインドへ行くのか?それは、北インドのヒマラヤ奥地に7月~8月(雨の多い時期)の間しか見ることのできない「天空の楽園」に咲く花々に会いに行くためなのです。その場所は「花の谷国立公園」の呼ばれ、約8KMの谷一面を約350種類の野生の花々が埋め尽くします。

Bluepoppy_3 この花の谷へ行くまでは、長い長い山道を登るわけですが、途中、ヒマラヤのある一定以上の標高でしか見られない幻の花ブルーポピーやポテンチラ、フクロソウなどに出会うと、疲れた表情も自然と笑顔に変わります。
午後、花の谷からテントへ戻り、夕食までの暫しの休憩時間。簡易椅子を野外に並べ、
緑の山間に囲まれた美しい風景の中でお客様と一緒に談話しながらインドのお茶チャイをゆっくりと飲んだ光景は今でも心に焼き付いています。心も冷えた身体もじわじわと温まった格別な時間でした。

ちなみに前述に「テント」という言葉が出てきましたが、花の谷へ行くためには、山間にあるガンガリアという村でテントに宿泊します。標高が3000Mありますので、朝晩は10度近くまで気温が下がりますが、テント内には簡易ベッド・寝袋・毛布・空気枕、そして湯たんぽまで用意されているのでとても快適です。

是非、来年は「天空の楽園・花の谷」へお出かけ下さい。きっと7~8月にかけて美しい花々が私たちを迎えてくれることでしょう。(米村)

インドのツアーはこちらから

2009年のインド花の谷のツアーの募集は終了致しました。2010年のインド花の谷企画は2010年3月に発表予定です。お楽しみに!

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