2009年9月 1日 (火)

輝く白砂漠の光と影 (レンソイス白砂漠・ブラジル)

001   先日「奇跡のレンソイス白砂漠と大湿原パンタナールの旅10日間」のツアーから帰国致しました。日本の22倍もの面積を誇るブラジルの大自然を大縦断して触れる旅でした。今回のハイライトは、最近マスメディアでも話題に取り上げられている「レンソイス白砂漠」です。 東京都が2つ以上入る広さの真っ白な砂漠の存在はまさに奇跡としか言いようありません。

002 4WDに分譲して凸凹道を揺られながら砂漠の端っこへ到着し、そこからは自らの足で歩いて砂漠を観光します。美しいエメラルドグリーン、深緑、青、黒と様々な色のラグーン(池)が至る所に見られます。そこで泳いだり、魚を見つけたり、写真を撮ったり砂山から転がり落ちたり・・・その絶景を満喫します。
 砂漠は雨が降らないはずなのに、年中水に溢れていて、多くの植物がけな気に生えています。ここは世界中の砂漠とは異なり、水に溢れる「不思議な砂漠」と現地の人々は呼ぶそうです。そんな唯一の観光地が、ここブラジルに広がります。
 しかしながら地元の人々が懸念していることもあるそうです。砂漠までの道のりは容易ではなく、約8年前に整備された道を260キロ走りバヘリーニャスという田舎町を拠点にして白砂漠を訪れます。バヘリーニャスという町が近くなると、道路の両側に白い砂が土の上に被さっていることに気づきます。町の道も未舗装で砂のような上をガタガタ言わせながら走ります。「この砂ってまさか・・・」そんな声がお客様から漏れました。
 そうです。バヘリーニャスの町の約30キロ離れた辺りから、既に白い砂が風に飛ばされ、やってきていたのです。もちろん町の中は砂だらけ。埃(ほこり)だらけ。毎年レンソイス白砂漠の砂は約20メートル広がっているそうです。もしかしたらいつかはこの素朴な町も砂で埋め尽くされてしまうかもしれません。そんなブラジル人の心配の傍ら、白砂漠はキラキラと輝いていました。
 昔は白砂漠に行く為には車で悪路を約8時間走らせるか、馬で3日間移動するしか到達手段が無かったそうです。今だからこそ、舗装道が出来て観光が容易になりました。しかしいつか、町が砂に埋もれ再び私たちの観光客が訪れられなくなる日も来るのかもしれません。是非、レンソイス白砂漠へはお早めにお出かけ下さい。
 そんなレンソイスを勉強しながら、今回の旅行は皆様、口を揃えておっしゃりました。「百聞一見に如かず」 「こんな美しい場所に来たのは初めて」 「今までで一番感動した旅でした」「悪路だけど、それを忘れるほど来た甲斐がある」
 来年の夏はレンソイスへ行かれませんか?
 
(坂岸)

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