2009年9月 4日 (金)

一度は行きたいイスラエル

Winery 先日「ゴラン高原も訪れる、聖地イスラエルを極める 9日間」より帰国致しました。
今回は大韓航空を利用してソウル乗り継ぎ、イスラエルの政治・経済の中心、テルアビブへ。
復路の便は夜テルアビブを出発するため、最終日までたっぷり観光を楽しんで頂けます。

今回の目玉の一つは、ツアータイトルにもある「ゴラン高原」。ゴラン高原はイスラエルの北部、シリアやレバノンとの国境沿いに位置します。軍事基地があったり、戦車があったり、また戦争の爪あとが感じられる所も確かにありますが、それよりも印象的だったのは緑の豊かさです。ゴラン高原はブドウやリンゴなど果樹栽培が盛んなところで、ゴラン高原特産のワインは世界的にも高く評価されています。

今回はゴラン高原にあるワイナリーの一つにご案内。まずは少しひんやりとした温度に調節されたワインの貯蔵庫へ。沢山の樽が並べられ、ワインが熟成されるのを待っています。ワインの造り方、保存方法、おいしい飲み方等一通りご案内した後は、お待ちかねの試飲タイム。ワイナリー自慢の赤、白それぞれのワインをお味見。とても飲みやすくおいしい!と好評で、ぜひお土産に、と買って帰る方も沢山いらっしゃいました。

また、ゴラン高原にはバニアスという遺跡にもご案内。「パン」という牧神が祀られていた祠が、岩ダヌキにも出会えるようなのどかな場所に残ります。こんこんと湧き出ている泉がとても冷たくて触ると心地よく、しばし時間を忘れのんびりハイキングをしたいような場所でした。

Jerusalem そして、ゴラン高原を訪れた後は、いよいよユダヤ教、キリスト教、イスラムの聖地であるエルサレムへ。金色に輝く岩のドームが車窓より見えてくると、エルサレムにやってきた、という実感が湧いてきます。こちらのコースではイスラエルに3連泊しますので、エルサレムを自分の足で歩き、じっくりと観光して頂けます。今回はイエスの足跡を辿ることはもちろん、アラブ人地区にあるスーク(市場)にもご案内。「ラマダン」というイスラムの断食月に入る前日とあって、スークは買い物にやってきた大勢の人々がごった返し大賑わい!スパイスの香りが漂う中、新鮮な果物、野菜が売られていたり、おいしそうなお菓子やパンが山積みの店があったり。様々なものに目を奪われながら、観光客の私達も存分に雰囲気を楽しむことが出来ました。

イスラエルは特殊な人が行く国、あるいはユダヤ教、キリスト教、イスラムの信者が行く国、というイメージをお持ちの方もまだいらっしゃるかも知れません。しかし、そのようなことはなく、また治安の点でも現在は安定しています。

毎日聖地巡り、というわけでもなく死海ではのんびり、ぷかぷか浮遊体験ができたり、様々な都市の旧市街をそぞろ歩いたり、という楽しみもあります。

また、たとえ信者でなくても、イエス縁の地や、聖書の舞台を辿れば、これまで様々な国で見てきた絵画の意味が理解できたり、様々な国で見てきたものの歴史的つながりが分かったりと、なるほど、そうだったのか、と思えるポイントが沢山有りますし、イスラエルを訪れておくと、今後のご旅行の楽しさ、面白さにも繋がっていくと思います。 (川井あゆみ)

イスラエルのツアーはこちら

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