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2009年10月

2009年10月30日 (金)

先人に学んだ古代ローマ人の「一日にして成らず」(イタリア)

Photo  先日、南イタリアの旅より帰国致しました。映画で人気に火がついたアマルフィや、青の洞窟で有名なカプリ島などなど・・・・たくさんの見所がありますが、今回は、イタリアの基礎と言える古代ローマの成長に関わった先輩民族をご紹介したいと思います。

 2500年以上も前に生まれた古代ローマ。これまでに添乗したトルコやシリア、ヨルダン、リビア、アルジェリアなどでも古代ローマの都市遺跡を見てきましたが、計画性と技術力には圧倒されっぱなしでした。しかしこの力、古代ローマ人独自のものではないらしいのです。
 力を与えた先輩は主に2つ。まず、古代ローマ人以前にイタリア半島に暮らしていたエトルリア人。彼らは土木技術に長けていたそうで、フォロ・ロマーノは彼らが持っていた技術によって建設を成し得たと言われています。そんなエトルリア人の街・タルクィニアを訪れてみると、なんと丘の上。防衛優先だったのでしょうか。それでも丘から河へ、海へと出て積極的に交易を行っていた彼らは、ギリシア人とも交流を持っていたそうです。その証拠に、エトルリア人の墓には、ギリシア文化の影響を受けたとされる美しいフレスコ画が残っています。

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2009年10月29日 (木)

第2のエルサレムと称される「ラリベラ」にて巡礼(エチオピア)

Lalibela 先日「神秘の歴史エチオピア周遊」の添乗より帰国致しました。
エチオピアは世界的に見てキリスト教国家として、最も古い国の一つに数えられます。エジプトのコプト教の流れを汲むエチオピアのキリスト教は正教(オーソドックス)です。

首都のアディスアベバからラリベラへ。
12世紀頃、伝説のラリベラ王が君臨していた頃に建造されたラリベラの町は第2のエルサレムと称されます。当時エルサレムへの道のりがイスラム教徒により占領されて巡礼が困難になったため、エルサレムを模して造られたのです。そのラリベラに建つ教会群は岩を刳り貫いて造られた世界的に見ても珍しい建築手法で大変興味深いものです。

観光では、ヨルダン川と名づけられた川を挟んだ全11の教会にご案内します。このラリベラの11もある教会の中で、一番の私のお勧めは写真の聖ジョージ教会です。岩を刳り貫いて作っている岩窟教会の中でも建物自体がマスカル(十字架)の形をしており、ラリベラ教会群の中でも一際人目を引きます。教会内部は、演奏をする場所、祈りを捧げる場所、聖職者のみが入れる聖域の3層構造になっています。我々が訪れた際にはエチオピア国内からの巡礼者も多くいらっしゃいました。

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2009年10月28日 (水)

十字架の国、リトアニアにて十字架を建てる

先日、バルト三国を極める旅11日間より帰国しました。 Cross_hill
リトアニアを旅すると、他の国と比べられないほど多くの十字架を目にします。それは、願いをこめて十字架を建てる習慣があるためです。例えば、旧ソ連時代に戦車が置かれていた街中のロータリーには木製の大きな十字架が建てられています。誰の目にも必ず留まる大きな存在は、二度と決してその時代に戻りたくないというはっきりとした意思、そして、旧ソ連時代の犠牲者に対しての深い冥福の思いをこめて建てられたということです。他にも町の至るところ、それも教会でない場所で十字架を目にします。そんな十字架の多い国で大変印象深かったのは、ご一緒したお客様が十字架の丘で建てた十字架でした。 

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2009年10月27日 (火)

マウンテンゴリラに会いたい!! (ウガンダ)

001  「万が一ゴリラが突進してきた場合、決して目をあわさず、ゆっくりと身を低くすること。絶対に走って逃げないこと。」トレッキング出発前、引率してくれるレンジャーからゴリラトレッキングに行くにあたり、色々な注意事項の説明があり、その最後がこれだ。「でも安心して、ゴリラは凶暴な動物と思われてきたが、本当はとてもおとなしく平和主義者だから」・・・(えっ、でもでもそんなこともあるの?!人間だって普段はおとなしい人こそキレたら怖いし、走るなって言われても絶対パニくるでしょ・・・)など考えながら、それでもゴリラに会えるかもしれない期待のが勝ち、足取りは軽い。

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2009年10月26日 (月)

オリノコデルタの自然に圧倒される(ベネズエラ)

 
Orinocodelta_lodge先日、「オリノコデルタ、テプイの麓の村々とギアナ高地12日間」の添乗から帰国致しました。
 ギアナ高地にはエンジェルフォールという世界一の落差979mを誇る滝があり、最近ではテレビなどでも紹介され、少しずつ知名度も上がって来ています。滝の展望台に立った瞬間、空から落ちてくるような真っ白なベールに見惚れてしまいます。
しかしながら、ベネズエラにはまだまだ手付かずの大自然が豊富に残っています。

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2009年10月23日 (金)

秋の旅情、スイス里山ハイキングを楽しむ

01 「黄葉のスイスアルプス・ベルザスカの谷とソーリオ村」の添乗から帰国いたしました。スイスといえば、マッターホルンやユングフラウヨッホといった雪山をイメージするかもしれませんが、今回は有名なスイスの場所を訪れるのではなく、知られざるスイスの里山の秋をじっくりと堪能する旅です。

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2009年10月22日 (木)

美しく塗られた白い家々にも意味がある。~ギリシャの島々より~

03_2 この度、「ギリシャ周遊とエーゲ海クルーズの旅」より帰国致しました。ギリシャといったらサンサンと光る太陽、透き通った青いエーゲ海、小さな白い家並み、陽気な人々といったイメージではないでしょうか。そう、まさにその通りでした。

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2009年10月21日 (水)

とにかく「歩く」エチオピア人とマスカル祭

Maskel 先日「【マスカル祭】エチオピアの神髄 11日間」より帰国致しました。知られざるエチオピアの魅力をぎゅっと凝縮したこちらのハイライトコース。天気にも恵まれ、毎日爽やかな青空の下観光を楽しんで頂けました。

今回のツアーを終え、頭に焼き付いているのはひたすら「歩く」人々の姿です。麦の緑が広がるのどかな景色の中、長い棒をもった男性が牛を追い、女性は頭に水の入ったタンクを載せてバランスよく歩き、子供達は裸足で砂利の道も構わず歩きます。都市ではもちろん車が走っていますが田舎ではまだ多くの人にとって歩くことが唯一の交通手段なのです。

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2009年10月20日 (火)

夏の終わりのシリア、ヨルダン

Saint_george 夏の日差しが和らぎ、観光中に頬を掠める風が心地よくなってきたシリア・ヨルダンより帰国致しました。赤い実が木になるピスタチオの収穫時期と重なり、店先に生のピスタチオが並んでいました。ベストシーズンといえる時期での出発となりました。
シリア・ヨルダン両国から連想される物・事と言えば何があるでしょうか。世界遺産にもなっている、薔薇色のペトラ、巨大遺跡パルミラでしょうか。この2つの遺跡も歴史があり見ごたえ、迫力は十分ですが、今回はヨルダンのマダバという小さな町にある聖ジョージ教会についてご案内致します。

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2009年10月19日 (月)

マヤの国へ(グアテマラ・ホンジュラス)

001 先日「グアテマラ・ホンジュラスの世界遺産とマヤ遺跡を訪ねる 9日間」の旅行より帰国致しました。今回は、世界遺産に指定されたマヤ遺跡と先住民の文化が残る村々を効率よく周り、且つ名物料理もたくさん味わってきました。
 私自身、今年の初め、メキシコ旅行に添乗したこともあり、マヤ遺跡はとても好きな遺跡の一つで、特にグアテマラにあるティカル遺跡は密林に聳える巨大神殿の名にふさわしく、壮大な作りです。

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2009年10月16日 (金)

砂漠に眠る幻のカラホト遺跡(中国・内モンゴル)

Photo 先日、「西夏王国の幻影、黒水城とゴビ砂漠紀行」のツアーより帰国しました。

このツアーの見所はなんといっても、砂漠に眠る幻の西夏王国の遺跡・黒水城(カラホト)。西夏王国は、チベット系の民族が建てた国で、11世紀から13世紀にかけて、中国シルクロード・河西回廊を支配下に置き、さらには仏教を国教とし、「西夏文字」という独自の文字を持つなど、文化的にも繁栄するも、チンギスハーンにより民族ごと滅ぼされた王国です。カラホトは、謎の多い西夏王国の貴重な都市遺跡であり、日本でも80年代にNHKがカラホトを取り上げたことで一躍有名になったので、なんとなくご存知の方も多いかもしれません。お客様の中にも放映当時、この放送がとにかく楽しみで、仕事を終わらせては一目散に帰宅していたという方がいらっしゃいました。

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2009年10月15日 (木)

飲めや歌えやの大騒ぎ!世界最大のビールの祭典、オクトバーフェスト(ドイツ)

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先日、「ドイツ物語15日間」の添乗より帰国致しました。秋が深まるドイツはミュンヘンにて、世界最大のビールの祭典、オクトバーフェストに参加して参りました。

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2009年10月14日 (水)

日本との共通点も発見?!西豪で野花を探そう

 シェルビーチ 「西オーストラリア周遊とワイルドフラワー観賞の旅」より帰国しました。

 西オーストラリアというと何千年、何億年もの歳月をかけて形成された貝殻の海岸線や奇岩などの大自然を沢山見ることができる地域ですが、9月はそれに加えて、沢山の珍しい花を毎日見ることができるシーズンで、今回ももちろん花も自然も動物も楽しんできました。


 オーストラリアで見られるワイルドフラワーの殆どが固有種ですから、花の名前も横文字ばかりで日本語名がついているものはあまりないのですが、車窓から見える花の特徴をドライバーさんが教えてくれると、「日本にも似た花があるわね」という話題で盛り上がりました。

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2009年10月13日 (火)

ラマダン イン リビア

Ksar 先日「サハラのオアシス・ガダメスとリビア探訪 12日間」のツアーより帰国致しました。今回はイスラム教の断食月ラマダンにかかった為、普段とは違う体験をすることができました。
ラマダン中はご存知の通り、コーランの教えに従い、イスラム教徒は太陽の出ている間に断食をします。ラマダンは新月にスタートし、新月に終わります。今回、ツアーを一緒にまわったリビア人はコーディネーター、ドライバー、ツーリストポリスの3人でした。3人に断食をいつ始めたのか質問したところ10歳、8歳、12歳という答えが返ってきました。ラマダンは妊婦・病人・子供等は免除されていますが、子供がいつ断食をスタートするのかは、家庭によって開きがある様です。

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2009年10月 9日 (金)

アフリカで出会ったカバ達

Photo  「ビクトリアの滝と早春の喜望峰、南部アフリカ四カ国周遊9日間」の旅より帰国しました。

 ジンバブエ・ザンビア・ボツワナ・南アフリカ共和国といった南部アフリカ四カ国を周遊するこのツアーでは、数多くの野生動物を観察することができました。その中でも、今回はチョベ国立公園でのサファリが大変印象に残りました。

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2009年10月 8日 (木)

レンソイス白砂漠の神秘(ブラジル)

001 先日、「レンソイス白砂漠とイグアス・アマゾン満喫の旅 11日間」より帰国致しました。
 ツアーは、ブラジル三大絶景とされるレンソイス白砂漠とイグアスの滝、アマゾン川を巡るブラジルハイライトコースです。
 その中でも、今回ベストシーズンであるレンソイスマラニャンセス国立公園にスポットを当てご紹介させて頂きます。
 

 レンソイスの玄関口はバヘリーニャスという人口約2万人程度の小さな街になります。そこから4WDでレンソイスを目指します。砂漠の悪路を駆け抜けること50分、やっと辿り着いたレンソイス・・・・・。

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2009年10月 7日 (水)

ウズベキスタンの秋

Photo_39月の連休に「サマルカンド・ヒワ・ブハラ世界遺産周遊の旅8日間」の添乗に行って参りました。
このツアーは8日間でユーラシア大陸のど真ん中、中央アジアにあるウズベキスタンとタジキスタンの2カ国を巡る旅です。
9月に入りウズベキスタンも大分涼しくなっていました。ツアー中の平均最高気温は30度前後ですが、湿度が高くありませんので日陰に入れば風も心地よく、日本の夏のじめじめとした30度とは全く違い、むしろ観光には最適な季節と言えます。また、秋は主要産業の一つでもある綿花の収穫時期でもあり、道の両側に広がる真っ白な綿花畑には、1つの畑につき40人~50人ほどが収穫に励んでいました。

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2009年10月 6日 (火)

幸せの発信地、ブータン王国

幸福の王国、ブータンより帰国しました。ヒマラヤ山脈の南斜面に位置するブータンは、北は中国、南はインドという大国に挟まれた小さな王国です。面積は九州くらい、人口は67万人(東京都足立区の人口と同じくらい)のブータンはちょっと変わった国策を取り入れていることで有名です。Native_dress_bhutan
まず、入国して目を奪われるのが民族衣装を身に着けた人々の姿。日本でもお正月に振袖、花火大会に浴衣を纏った人々の姿を目にすることは珍しくありません。しかし、ブータンの民族衣装着用率はそんなものではありません。たとえて言うならば、日本のサラリーマンが会社に行くときにスーツを着るように、ブータンの男性たちは「ゴ」とよばれる民族衣装を日常的に着ています。そして女性たちは若い女性から主婦、老婆まで「キラ」と呼ばれる色鮮やかな民族衣装を着ています。大国に挟まれた小国のアイデンティティを保つ為にとられている政策だといわれています。

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2009年10月 5日 (月)

あの花に会いたい!西オーストラリアでワイルドフラワー探し

この度、「西オーストラリア周遊とワイルドフラワー観賞の旅」より帰国しました。 Everlasting_2
ゴンドワナランド大陸の一部だったオーストラリアは、約6000万年前に切り離されたと考えられています。世界のどこからも隔絶していたオーストラリアでは、独自の自然地理的特徴がうまれ動植物は独自の進化をしてきました。
特に西オーストラリアは1万2千種ものワイルドフラワーが自生し、なんとその8割は固有種なのです。南半球にあるオーストラリアは8月~9月が春の花の見頃!このツアーでは巨大な波が時を止めているかのような景観の「ウェーブロック」や砂漠の中の奇岩「ピナクルズ」など観光しながらも花を追いかけて西オーストラリアを周遊します。

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2009年10月 2日 (金)

ザ・サハラ(モロッコ)

Fez_2 先日、「モロッコ・サマースペシャル」の添乗より帰国いたしました。9月といえども日中は30℃近くあるため、半袖での観光でちょうどいいくらいです。乾燥しているため、時折吹く風が心地よい、ベストシーズンでした。

モロッコはアフリカ大陸最西端に位置し、チュニジア・リビアとともにマグレブ3国のひとつです。1911-1956年までフランスの占領下だったモロッコは、北アフリカの伝統を大事に、かつフランスの影響も色濃く残る国。経済の中心であるカサブランカや、首都ラバトはフランス色が強い都市ですが、東部のフェズ、南部のメルズーガ、西部のワルザザートはモロッコ文化や先住民族ベルベル人の生活を身近に感じることが出来る場所。特に世界遺産であるフェズのメディナ(旧市街)、フェズ・エル・バリはガイドなしでは歩けない、まさにラビリンスそのもの。ワクワクしながら狭い路地を進むと、野菜や肉が所狭しと並べられている市場や染物屋さん、そしてタンネリー(皮なめし工場)があり、モロッコならでは。モロッコ人のエネルギーが詰まっているフェズは、終始驚きでいっぱいです。しかし観光に夢中になっていると迷子になってしまいますのでご注意!道は何本にも枝分かれしていて一度歩いただけではどちらに進めばいいのか全くわかりません。ロバが来たら右に寄って、リヤカーが来たら左に寄って…ああ忙しい。かと思えば目の前にはラクダのお肉がどーんと現れ、山盛りに積み上げられた生のエスカルゴをパクっと食べる市場のおじさんにビックリしたり…すべて見るのに忙しいフェズですが、見所満載で楽しいです。モロッコに来たらぜひフェズでラビリンス体験をおすすめします。

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2009年10月 1日 (木)

黒海のクリミヤワイン(ウクライナ)

Tsubame_2 先日ウクライナのツアーから帰国しました。9月のウクライナは温暖で、毎日晴天が続き観光日和となりました。
特に「クリミアの真珠」と謳われるヤルタは黒海沿岸で最も人気のあるリゾート地のひとつ。東ヨーロッパと聞くと、寒いイメージが何となくありますが、この時期の気温は日中25度前後で大変過ごしやすく、年間の日照時間はフランスのニースとほぼ同じです。

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