2009年11月18日 (水)

世界遺産カルカソンヌを満喫 南西フランスの旅

先日、「南西フランス紀行」より帰国しました。紅葉の秋、美食の秋、芸術の秋…景色も食事もいろいろと楽しめる季節に南西フランスをぐるりと周遊しました。中でも今回は、2連泊してのんびり滞在できたカルカソンヌが特に印象的でした。 Carcassinne2
 カルカソンヌの旧市街は「シテ」と呼ばれ、二重の城壁が町をぐるりと囲んでいる外観の写真はよく見かけるかと思います。今回宿泊したホテル「トロワ・クロンヌ」は、その城壁が部屋からきれいに眺められる場所だったので、朝でもライトアップした夜でも、ずっとその景色を観光時間外にも楽しむことができました。ホテルにはまた、大きな窓ガラスで覆われているレストランや、屋上テラスもあり、何度となく感嘆の声が上がりました。また、夜にホテルから徒歩3分で行ける新橋から城壁を眺めると、ライトアップされた城壁と、その手前にやはりライトアップされた旧橋も入るので、夜景のベストスポットでした。Carcassonne1_2 
 日中は、城壁内を散策しましたが、正門のナルボンヌ門から町中に入る時、その二重の城壁がいかに頑丈で大きいか、そして外敵からの侵入に備えた仕掛けが沢山あるかということを、実際間近に見て驚きました。外側と内側の城壁の間は広い遊歩道になっていて、いつでも誰でも散策することができます。私たちも、フリータイム中にぐるっとひと回りしてみましたが、見た目ほど距離が長いとも思わず、お話をしながら歩いていたら、あっという間でした。

そして、もちろん城壁の上も歩きましたが、ここは、様々な仕掛けや見張り塔の仕組みなどを見ることができました。 そして、上からシテ内を見下ろすと、ローマ時代の劇場が建っていた場所と、中世の教会が建っている場所との地面の高さの違いが歴然としていて、この町の歴史を感じました。(飯岡)

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