残暑の残る中央アジア!
ユーラシア大陸のど真ん中、カザフスタン・キルギス・ウズベキスタン・トルクメニスタン・タジキスタンを17日間かけてまわる、「中央アジア5カ国大周遊」へ行って参りました。
最初の都市、カザフスタンのアルマトイに到着した時には生憎の雨・・・もう秋だなあ、などと感じていた旅の始まり。しかし、日を追うごとに太陽がじりじりと降り注ぎ、まだまだ夏を感じました。それでも朝晩は涼しかったり、日陰に入ればほっとするひと時が訪れます。キルギスでは晴天に恵まれ、天山山脈の支脈がくっきりと見えました。
私達が訪れた9月中旬頃からは、主要産業でもある綿花の収穫時期にあたります。特にウズベキスタンでは綿帽子を摘み取る為に国をあげての大収穫が始まります!バスでホテルを出発すると、長い列が畑に向かっていました。大きな風呂敷や布団を抱えた学生達です。この時期は収穫の為に学校も休みになるのです。その中に、珍しい!軍服を着た人々までもが収穫している姿がありました。
バスでの移動中も、景色の中で見える子供、大人にかかわらず、みんな真っ白な歯を見せて、手をちぎれんばかりに振ってくれて、思わず私たちも笑顔を返してしまいます。
民族衣装を着て町を歩いている女性はとても多く、華やかで、目を惹きます。
またいくつか立ち寄った町のバザールでも、こっち見てこっち、こっち!と大きく手招きをして色々なものを勧めてくれます。言いたいこと通じてるかな?何を言ってるかわからない!!でもそんなやり取りも楽しいバザールの熱い空気を感じるひと時です。
周遊をしていると、入出国もいろいろです。国境でのんびり?待つこともあれば、あれ?もういいの?というくらいあっさりと終わることもあります。お隣同士の国だけれどこうも違うものかと感心します。5カ国では、それぞれでは素晴らしい町並みや遺跡を見ることができましたが、何よりもこの夏の終わりの空気を感じ、自然を感じることができた充実の17日間でした。(佐々木恵子)
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