2009年11月 4日 (水)

「走る豪華ホテル」ブルートレイン!(南アフリカ)

 本日も月曜日に引き続き、「南アフリカ、ブルートレインとビクトリアの滝」についてです。月曜日のブログを読まれた方で、「何か忘れているのでは?」と感じられた方も多いことでしょう。そう、今日は「ブルートレイン」に関してです。具体的にどういった内容なのか、また「走る豪華ホテル」といわれる所以にも触れられたらと思います。

001  そのツアータイトルにもある通り、ブルートレイン乗車は、このツアーの一つのハイライトでもあり、ジャカランダと並ぶ、今回のツアーのメインイベントであったことは言うまでもありません。喜望峰観光などでも有名なケープタウンからプレトリアまでの約1600キロを一泊二日、約27時間かけて走ります。それだけで一つの観光となるブルートレインの旅は、走る豪華ホテルそのもの!極上のサービスと、心温かいスタッフ達、雄大な景色に、美味しい食事、どれを取っても一級品の旅となりました。

 ブルートレイン乗車当日、ホテルを出発しケープタウン駅に到着すると、早速ブルートレイン専用ラウンジへと案内されます。多くの人々の行き交う、通常の駅の様子と異なり、早速そこはクラシックの似合う落ち着いた雰囲気。お客様はソファーでゆったりウェルカムドリンク&スナックでしばしの休憩へ。ブルートレインが入線してくると、少しホームでの写真タイムを取りつつ、乗車時間をゆったりと待ちます。時間となると、マネージャーからの挨拶があり、その後、それぞれの車両ごとの案内係に先導されお部屋へと案内されます。

004  乗車と同時に、バトラーと呼ばれるいわば客室乗務員によるお部屋回りが始まります!バトラーがリモコンの使い方、TVチャンネル紹介、また「24時間駆けつけるよ!」とばかりに電話番号とバトラーの名前を置いて行きます!飲み物が欲しければバトラーに電話をすると持ってきてくれるというサービスも!まさに乗務員を越えて、プライベートお世話係とでも言いましょうか・・・その後続いて添乗員の部屋回りも。この時には既にのんびりされている方も・・・

 それが終わると基本的にはフリータイムとなります。そうです、ブルートレインの醍醐味は、自由時間をのんびりと過ごすところあります。各部屋にはスケジュール表が置かれ、食事の時間は勿論、ティータイムや、途中下車観光(マジェスフォンテン)の時間などが確認できます。空いた時間は部屋でゆっくりされるお客様から、常にラウンジでお喋りと景色で楽しまれる方など様々。ブルートレインには客室車両と食堂車の他にラウンジ車両が3つあり、そのそれぞれでスナック、アルコール類、ソフトドリンク、コーヒー紅茶などが無料になってます。いつでもお好きな物をお好きな時に無料で頂けるのも、ブルートレインならではのサービスです。

 走る5つ星ホテル?!
お部屋はズバリ、5つ星ホテル並み!勿論、ホテルではなく、あくまでも列車なので、多少の狭さは仕方がない。日中は壁収納式のベッドは収納されていて、その代わりにまた収納式のソファーが2つ用意され、十分ゆったりお過ごし頂けます。他にはテーブル&椅子や、クローゼット、金庫まで。そしてそれぞれの部屋にトイレ&洗面所とシャワーも完備されております!また驚くことにテレビと電話も付いています。テレビでは飛行機のそれと同じように、現在地や、速度、時間などを知らせるチャンネルや、ラジオ数チャンネル、DVDの映画を流し続けているもの数チャンネルと、他情報チャンネルなど、乗客を飽きさせることはありません。電話は添乗員部屋へ、また各車両担当バトラーへの電話などが可能です。

 食事もブルートレインの楽しみの一つではないでしょうか。車内アナウンスが流れ、皆様003 食堂車へ集合します。ランチもディナーも前菜・メイン・デザートの3コースメニューで、それぞれが2~3種類のチョイスが可能です!日本語メニューもありますので、安心のチョイスです!どれもハズレなく大変美味しいと大好評でした!私はついつい肉・肉・肉をチョイスしてしまいますが、魚やベジタリアンメニューなどもチョイス可能なので、皆様ご安心下さい!勿論ここでもワインや他ドリンク類など無料です!夕食ではドレスコードがあり、男性はネクタイとジャケット、女性はエレガントウェアとなっております。高級レストランの雰囲気で、一味違ったひと時をお楽しみいただきます。夕食を食べている時間に、各バトラーがベッドメイキングをしてくれます。そこは日本の旅館のようですね。食後にお部屋に戻られる頃には、ソファーは収納されて、シングルベッドが二つ用意されております。そんなこんなでブルートレインの一日が終わります。なんといっても走る豪華列車。移動しながらにして、極上のホテルライフが楽しめる。外を眺めれば、南アフリカを代表するワイナリーのブドウ畑や、テーブルマウンテンなどの山々、時折野生動物などが現れることも!ゆったり豪華な時間は、ブルートレインの何よりの楽しみです!ゆったり旅行がお好きな方にとっても、休憩をしつつ移動できる、理想的な交通手段でもあります。

 翌朝はプレトリア到着までフリータイムです。朝食も7時30分から10時の間に自由に食堂車でサービスされます。こちらもチョイスメニューで、お好きなメニューを選べます。その後は、ラウンジで他のお客様と団欒を楽しまれる方や、お部屋でゆっくりされる方、またお店でキーホルダーや帽子、ネクタイなどのブルートレイングッズを初め、宝石などのショッピングをされる方など、思い思いの時間をお過ごし頂きました。

11:00 トラブル発生
お昼の1時過ぎのプレトリア到着を予定していた列車でしたが、前方を走っていた別の列車にアクシデントが・・・車輪に石が詰まってしまったことに伴うエンジン故障だそう・・・これによって大幅に遅れることになってしまった我等がブルートレインとなるのでした・・・故障車両の処理にどれだけの時間を要するのかはこの時点では予想できず、とりあえず車内アナウンスで、状況報告だけを皆様にお伝えしました。

006  ここまでするかブルートレイン!
そんなトラブルの時のマネージャー含めスタッフ一同のサービスもこれまた極上と言わざるを得ません。いつでも全従業員を動員して各グループの添乗員を探しだし、その都度最新情報を伝えてくれました。私はその都度車内マイクを利用し、日本語の車内アナウンスを流し、お客様に最新情報やその後何度も更新されることとなる到着予定時刻を案内。プレトリア到着後のランチを予定していたツアーでしたが、マネージャーはいつの間にかプレトリアで待つユーラシアのガイドとドライバーにも連絡を取っていたほどの入念さでした。レストランの予約はキャンセルとなりましが、その分ブルートレインでは急遽、臨時ランチのサービスを開始し、そのあたりの対処の早さもやはり一級品でした。チョイスの3コースランチとはさすがに無理でしたが、ランチには十分なほどのサンドイッチやおかずも用意してくれました。各グループに気を配り、その後の日程再手配に協力を惜しまず、またお客様それぞれには一層のサービスを心がける。スタッフが一丸となって車内を走り回る姿は、我々日本人にも共通するようなホスピタリティ精神を感じさせ、見ているだけで嬉しくなる瞬間でした。

 結果的にはプレトリア到着は6時間遅れとなりましが、マネージャーを初め、車内スタッ002 フの迅速且つ決め細やかな対応により、それはそれで楽しめたとお客様から聞いた時は、ほっと胸を撫で下ろす気持ちになりました。南アフリカを1600キロ走る旅!それはただの列車の旅でもなく、またホテルライフでもありません。部屋やサービスだけではないブルートレインのその旅は、「走る豪華ホテル」以上の思い出の旅でした。

 スタッフの皆さん、本当にありがとう!
全てのサービスを取り仕切り、見事なトラブル対応もしてくれた女性敏腕マネージャー:MOSAさん、私のバトラーでいつも笑顔の:FRANKさん、ラウンジでいつも私が来ると何も言わずに「いつものやつね!」と言わんばかりにパイナップルジュースを即座に出してくれたバーマン:JOHNさん、ユーラシア担当ウェイターのSIMONさん、私のこだわりの注文(限りなくレアに近いミディアムレア)の絶妙なフィレステーキを焼き上げたシェフ:JOHNSONさん、そして他にもいろいろお世話になった車内のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!また、次のブルートレインツアーで一緒に仕事が出来る日を楽しみにしてます!

(関口)

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