2009年11月20日 (金)

観光地化されていないのが魅力、ウズベキスタンのフェルガナ地方

Cottonfield_ferganavalley スイカと綿花の収穫最盛期だった中央アジア・ウズベキスタンのフェルガナ地方より帰国いたしました。フェルガナ地方はウズベキスタンの東部に位置する盆地で、隣国タジキスタンとキルギスと接しています。ウズベキスタンといえば、サマルカンドやヒワ、ブハラ、シャフリサブスといった国内西部に点在する世界遺産の都市が有名で、実際にツアーも多く催行しておりますが、このフェルガナ地方には世界遺産はありません。それどころか同じ国内にあって、まだ殆ど観光地化されていないのです。

観光地化された国内西部と比べて、フェルガナ地方には宗教心の強い人々が多いのも特徴のひとつです。2005年に反政府デモのアンディジャン事件で町の名前が日本でも報じられたアンディジャンでは、丁度金曜日に訪れた為、金曜モスクで行われる週で一番大事な礼拝を目にしました。帽子を被った男性達が次から次へと集まり、敷地内に入りきれない人々たちは路上に横並びに座り、一心にお祈りをしていました。礼拝が終わり、いっせいに帰路へ向かう群集の中には少年や若者の姿が多く、宗教心の強い伝統が受け継がれているのを感じました。
Museum_andijan 昼食後、さっきの人の波がすっかり消えた金曜モスクへ再び向かいました。ガイドに交渉してもらったところ、何と中に入って見学・撮影をさせてもらうことが出来た上に、イマーム(モスクの礼拝の導師・指導者)自ら案内してくれて、彼の執務室でお茶までごちそうになりました。ウズベキスタンの国内でも宗教心の強い町のモスクのイマームなので、ガイドも緊張気味でした。イマームは穏やかな口調で、日本人は初めて見ました。ここに日本の方々が訪れたのも初めてです。イスラムの印象はどうですか。イスラム=テロではないんですよ。というようなことを話したので、誇張されて世界で一人歩きしてしまいそうなイスラムの誤ったイメージを払拭したいという思いがひしひしと伝わってきました。
今回の旅では、日本人は初めて見た、ジャパン?おしん!、といった声が、他にもバザールや昼食のレストランなど行く先々で上がり、その度に地元の人々との楽しい交流のひとときを過ごせました。
同じウズベキスタンの国内でも、観光地を巡る旅とはひと味違うフェルガナ地方への旅は、現地の人々の温かい笑顔が印象に残る旅でした。(竹内)

ウズベキスタンへのツアーはこちら

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