2009年12月15日 (火)

感動溢れるリビアの旅

Zeus 先日「リビア物語 17日間」より帰国しました。国土の大部分がサハラ砂漠のリビアには、広大な砂丘のみならず、世界遺産のローマ遺跡やアカクス山脈の岩絵、美しいオアシス都市などと言った魅力ある場所がたくさんあります。
旅のスタートは、ローマ遺跡から。サブラタ・レプティスマグナ・キュレーネの遺跡は必見です!北アフリカの地中海沿岸部には、歴史的背景により多くのローマ遺跡が残っていますが、ここリビアは最大級の遺跡が多いのです。紀元4世紀に起きた大地震で、街の大部分はまだ海底に埋もれている遺跡もあります。「地中海とローマ遺跡」、この組み合わせを聞くだけでロマンを駆り立てられる人も多いのではないのでしょうか。何千年も前の建物が、今自分の目の前に存在しているという感動は、言葉では上手く表現できないもので、実際に目にした者にしかわからないと思います。

Sahara ローマ遺跡も然る事ながら、今回の旅で一番感動し、一番印象に残っているのは、砂漠の4泊5日です。最初は不安がっていたお客様も、最後には「砂漠の旅は最高だった!」と口をそろえていたくらい。四駆に乗り、サハラをひた走る。窓の外には、美しい稜線を描いた砂丘、そして真っ青な空がどこまでも続く。4泊のうち、2日間はテント泊です。砂漠を走りながら、テントを張るのに良い場所を探し、そこがその日の宿営地となります。各自テントを張り、食事が出来るまでの間は、日の入りを楽しむ時間。砂丘に上り、静かな時の流れる中で、太陽が沈むのを待ちます。砂丘の上から周りを見渡せば、どこまでも砂の世界が続いているのです。これまた、息を呑むような景色。
砂漠での食事はどうするの?と不安に思う方もいるかもしれませんが、旅も最高なら、食事も最高!一緒に来るお料理隊が、美味しい食事を作ってくれます。広大なサハラ砂漠の中、宵の明星輝く空の下で食べる夕食は、普段よりも何倍も美味しく感じます。眠りにつく頃、ふっと空を見上げると星がキラキラと輝いています。
砂漠での観光は、隣国アルジェリアに程近いアカクス山脈の先史時代の岩絵や線刻画をご覧頂きます。当時そこに住んでいた人々の絵や、動物の絵がハッキリと残っており、今や砂漠と化したサハラでは想像し難い、豊かな世界が昔はあったということに再び感動します。

あっという間の4泊5日の砂漠の旅も終わり、現代の世界へと引き戻されます。「サハラの真珠」と称されるオアシス都市ガダメス。青空の下にある真っ白に塗られた家の壁は、まさに海底の真珠のよう。泉が枯れて以来、今は誰も住んでいない旧市街を散策していると、鮮やかな装飾のなされた家のドアをいくつも発見!ここは「ハッジ」と呼ばれる人が住んでいた家だそう。(「ハッジ」とは、イスラム五行の一つ、「巡礼」を終えた人の事を言います。) シンプルな外観とは裏腹に、家の内装はとても煌びやかで美しいものです。今は新市街へと移り住んだ町の人々ですが、週末や特別な日には、旧市街の家に戻ってきて休暇を過ごしている人も多いそうです。
すべての観光を終え、最終地点は大都市トリポリ。壮大なローマ遺跡、美しいサハラ砂漠、オアシス都市ガダメスでの感動を忘れることはできません。

リビアは、カダフィ大佐の特殊な政治体制のもと1990年から観光客の受け入れを開始した、観光国としてはまだまだ新しい国。未知の国・リビア、本当に素晴らしい自然、文化、人々の生活を体験できる魅力溢れる場所です。(内野)

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