2010年1月28日 (木)

大崩落!!モレノ氷河(パタゴニア)

Moreno1 先日、「パイネハイキングとパタゴニア大自然紀行 11日間」より帰国致しました。

今回のコースでは、ペリトモレノ氷河、パイネ国立公園、ウシュアイアの観光が特にメインとなりますが、
その中でも、パタゴニアと言えば最近数々のメディア等でもまず一番に挙げられるモレノ氷河にスポットを当てお話させて頂きます。
私達は、日本の裏側に位置するパタゴニアまで約25時間の空の旅、乗り継ぎ時間も含めますと、合計36時間。1日半掛けてようやくパタゴニア、アルゼンチンのカラファテへ到着致しました。  

Moreno2 パタゴニアはアルゼンチンとチリの南緯40度(コロラド川)以南の地域を呼び、面積は日本の約3倍約110万k㎡ありますが、人口は約170万程ですが、パタゴニアをバスで移動中車窓からは、どこまでも続く大草原、時折放牧されている羊や牛達。そして、パタゴニア地方にしか生息しないと言われるグアナコやニャンドウに出会えることもあり、まさに絵に描いた様な原風景が続きます。

 ペリトモレノ氷河の観光はカラファテという町が拠点となります。通常時は人口約2万人程度の小さな町ですが、観光シーズンである11月~3月頃には、町の人口の約5倍の10万人程の人々が利用するので、この時期には人も溢れ町は活気づきます。

ペリトモレノ氷河は、カラファテから約80KMの距離に位置する、ロス・グラシアレス国立公園内にある氷河の内の一つです。ロス・グラシアレス国立公園は、面積が4459KMあり、1937年に国立公園になり、1981年にユネスコの世界遺産に指定されました。
モレノ氷河の他には、ウプサラ、スピガッツィーニ等の大きな氷河が15程あり、小さな氷河は約360あり、氷河面積では南極、グリーンランドに次ぐ世界第3位の大きさです。
 ロス・グラシアレス国立公園内に数々の氷河がありつつも、このモレノ氷河を訪れる人々が一番多い理由は、他の氷河よりも、何と言っても大崩落を見られるチャンスが多いということと、氷河の移動距離が他の氷河より群を抜いて活発で1日約50~60cm、最大で2M、年間で約600Mも移動すると言われる世界でも有数の活発な氷河、そして、氷河が美しいという理由からです。
 
モレノ氷河の観光は約1時間程のクルーズからと展望台からの観光と2度チャンスがあります。しかも、今年からは、なんと展望台からの観光が午前、午後と2度になったので、今までに比べ崩落を見るチャンスがより増えたわけです。

全長30KM、幅5KM、高さ60Mのモレノ氷河をまずは、クルーズしながらの観光となります。 氷河にじりじり Moreno3_2と近寄り、約100M付近程まで近付くと、60Mもの高さのある迫り来る氷壁の迫力と氷河の美しい造形美、そして湖の色を反射し青く光る美しい氷河に寒さも忘れてしまう程見惚れてしまいます。

そして、次はいよいよ展望台から氷河を臨みます。今回のコースのハイライトとも言うべき氷河の崩落を期待せずにはいられません。まず、午前中の1回目。静かに崩落を待ちます。大崩落までは至りませんでしたが、小さな崩落を幾度か目の当たりにした私達は、この時、確かな手ごたえを掴みました。昼食を挟み、気を取り直して、泣いても、笑ってもこれがラストチャンス!藁をも掴む思いで大崩落の瞬間を願い待ちます。
その時です!どこからともなく物凄い轟き音が!「ドドーン!!」とまるで、地響きの様な音と共に展望台目の前の中央の氷河が、60Mの高さから崩れ落ちていきました。
大崩落です!   
その時間は一瞬でしょうけれど、私達の目にはスローモーションの様に映りました。
その後も数度の中崩落を見ることが出来、私達は大満足でモレノ氷河を後にしました。
 
あの体全身に振動した程の大崩落の轟き音と映像は、まさに大自然の驚異です!
今も尚、心に焼き付き一生忘れられない絶景です。

(井手)

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