2010年1月22日 (金)

エジプト王家の谷、未公開のお墓に潜入!

Kingsvalley 先日「エジプト王家の谷、王妃の谷物語 12日間」から帰国いたしました。エジプトは今まさにベストシーズン。毎日さわやかな気候の中、観光を存分に楽しむことができました。
今回の旅の目玉はなんといっても、ルクソール、王家の谷にある未公開の5つのお墓の見学。歴代の王が眠る王家の谷では、ツタンカーメンのお墓が有名ではありますが、それ以外にも美しい壁画で彩られた、普段は見学することの出来ないお墓が沢山あるのです。
未公開の5つのお墓の見学はもちろん私達だけの貸し切りです。沢山の観光客で賑わう王家の谷ですが、私達のためだけに、鍵を開けて、閉ざされた扉を開けてもらう瞬間、胸が高鳴ります。
そして奥に進んでいくと、何千年も前に描かれたとは思えないような鮮やかな壁画。公開されているどのお墓よりも規模が大きく、鮮やかで、しばしうっとりとしてしまいました。
壁画のテーマは古代エジプトの王や神様の姿、来世で幸せな生活を送るための呪文など。古代エジプトの神様は、天空の神、ハヤブサの頭をしたホルス神や墓の守り神、山犬の頭をしたアヌビス神など、とても愛くるしい表情をしています。沢山のお墓で神様たちに会うごとに、愛着がわいてきます。そして、鮮やかな色使いや構図などは、非常に印象的で頭に鮮明に焼き付いています。また、下書きの線がまだ残るお墓もあり、古代エジプト人の作業の様子が目に浮かぶようです。
残念ながら墓の中は壁画保護のため写真撮影は一切禁止。皆様もご自身の目に焼き付けるべくじっくりと見つめていました。

Nile また、5つの未公開のお墓のうち、「アメンホテプ3世」という王のお墓は、西の谷という王家の谷とは少し離れた場所にあります。盗掘を避けるために目立たない場所に造られたというのがよく分かる場所にあり、私達もしばしぐるぐると探し回ってしまいました。
そして鍵係りのおじさんが奮闘するも、鍵はなかなか開きません。悪戦苦闘すること約10分。添乗員の私もはらはらしましたが、ようやく鍵が開き、頑丈な扉が開きました。
このお墓はまだまだ修復中ということで、中には明かりも無く真っ暗闇です。一人ひとり懐中電灯をもっていざ中へ。壁を懐中電灯で照らすと、ここにも鮮やかな青色の背景をした壁画が。ちょっとした探検気分も味わえました。
沢山の観光客で賑わう王家の谷ですが、その足元にこれほど大規模で素晴らしいお墓が隠れているとはあまり知られていないと思います。また、古代エジプトの王達も、まさか何千年か後に、このように自分達のお墓が私達の目にさらされるとは想像もしなかったことでしょう。少し不思議な気分になりつつも、王家の谷を存分に満喫した旅となりました。(川井あゆみ)

エジプトのツアーはこちら

|

中近東・北アフリカ情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。