2010年2月22日 (月)

知られざるミャンマーの少数民族に出会う

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2009年12月24日発「ミャンマー物語15日間」の添乗に行ってまいりました。15日間ならではの特徴として、ミャンマー東北部のタイ・中国と国境が近い町チャイントン郊外に住む少数民族の集落を訪れてきました。

02少数民族の集落はチャイントンの町の郊外にあり、バスで30分から50分ほど走って到着します。村によってはバスを降りたところから20分から50分ほど歩いて辿り着くようなところもありました。田んぼの真ん中にある村まで通じる道を歩けば四方を山で囲まれた田園の光景が広がり、山の上の集落までの道すがらでは、坂を下りて町まで切り出した木材を運ぶ少数民族の青年に出逢うこともありました。

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今回、チャイントン近郊で出逢った少数民族は、「アカ族」「パラウン族」「エン族」「アケ族」「シャン族」「ラフー族」でした。それぞれの民族に独自の民族衣装や文化、宗教などがあり、興味深いことばかりでしたが、とりあげて可愛らしい民族衣装に特徴があるアカ族と独自の宗教を持つエン族が印象的でした。

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アカ族の民族衣装は帽子に特徴が見られました。同じアカ族の中でも枝分かれしていて、パーティー帽のような三角帽子の形をしていればアジョーアカ族、帽子の後ろについている銀の板が半円形ならで・ウロアカ族などと帽子の形で見分けることができました。共通点は銀の素材で出来ていて丸い銀玉装飾とカラフルな毛糸などで装飾されていました。また刺繍がとても上手なのか、洋服に施された刺繍の色は非常に華やかでデザインも豊富。特に男性のベストには、細かく華やかな色の刺繍が施されていました。奥さんなのかお母さんなのか、一針ごとに思いをこめて刺繍をしたんだろうなと微笑ましく見えました。

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エン族は独自の土着信仰をいまでも護っていました。そのせいか、山の上の方に集落がありました。村の守護神の声を聞ける日本のイタコにあたる人がいて、家の中は聖域のような場所になっており、家の内部のものに外部の人間が一切触れることは許されませんでした。エン族の男女共ににっこり笑うと歯は何と真っ黒!その原因は噛みタバコのほかにススをわざと塗っているため。最近の若者はあまりしないそうですが、それでも結婚したら真っ黒にするそうです。初めて見たときはぎょっとしてしまいましたが、村の人たちの人懐こい笑顔や照れくさそうに笑うときに見えるお歯黒が可愛らしく見えてきて、だんだんと親しみを感じるようになりました。

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いろいろな民族の村を訪問しましたが、どこの村でも人懐こい笑顔を見せてくれました。元気にはしゃぐ子供達。わんぱくな孫達を暖かく見守るお婆さん。豚や鶏、犬に猫がみんな放し飼い。村中のあちこちに動物達が紐につながれるでもなく歩いていました。素朴でのどか。金ぴかのパゴダや歴史ある寺院、ロンジーの民族衣装といったミャンマーも素晴らしいですが、少し足を伸ばしてミャンマーの少数民族の人達と会う旅もオススメです。(高橋景子)

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