2010年2月 2日 (火)

超古代大陸・ゴンドワナ大陸の生き残り~タスマニアの自然~

先日、オーストラリア連邦タスマニア州より帰国しました。これから夏を迎える南半球のタスマニア島。緯度は、日本の東北から北海道の位置と大体同じの為、夏でも朝晩は涼しく冷房いらず!でも日中は30度以上を越える日もあるタスマニアの夏。今回の旅のテーマは、今から2億年以上も前のゴンドワナ大陸時代の植生が21世紀の現在でも残っている自然豊かな大地・タスマニアの大自然に触れること。Cradlemountain_3

冷温帯雨林エリアのクレイドルマウンテン国立公園は、年間通じて天気が変わりやすい地域で、一日中晴れているのは大変珍しいのですが、今回は素晴らしい天候に恵まれ快晴!!氷河時代に作られた山クレイドルマウンテンと氷河湖ダブ湖の素晴らしい景色を眺めながら、ゴンドワナ大陸時代の植生・南極ブナ、キングビリーパインなどが茂るレインフォレストを散策。また現在の大陸になってから育ったオーストラリア大陸時代の固有種ユーカリの森をハイキングし、タスマニアの大自然を満喫!!

Tahuneairwalk_3 他にもタフネでは、地上20mから最高で40mの高さに架けられた高架橋・エアウォーク(空中散歩)を体験。普通ならば巨木すぎて、全く花や葉っぱを近くに見ることが出来ない木々もその高架橋から眺めると、ちょうど見頃のレザーウッドの花を間近で見ることができ、感動!!また高架橋の先端から眼下を見下ろすとヒューオンリバーの流れと古代の森!どこを見ても自然豊かで美しくただただ感動するばかりでした。

そしてフレシネ国立公園では、ワイングラスベイを望む為、約30分かけて展望台へ上りました。展望台からの美しい景色とは!?

白い砂浜(ビーチ)が弧を描いており、まるでワイングラスの様に見えることから名付けられました。捕鯨が行われていた当時、近くの工場より血が流れ海の色が赤く染まっていたと伝えられています。赤ワインの様に見えなくても!!現在の青く輝くとても綺麗な海の景色も、1日中ここに滞在したいなぁ・・・と思う程、とっても素敵です。

そんな自然豊かな大地に住むのは人間だけではなく、世界一小さいフェアリーペンギンやタスマニアンデビル、ワラビー、ポッサムなど沢山の動物も人間のすぐ近くで生息しており人間と動物の世界の境界線があまり無いのもタスマニアの特徴でしょう。東海岸のビシェノーでは、フェアリーペンギンが海から巣へと戻ってくる夜。その可愛らしい姿を見学。

タスマニアン・デビルパークでは、暑さにやられてのびているタスマニアン・デビルを目撃。そんな姿も愛嬌がありましたが、餌付けの際には活発に動き、バリバリと骨を噛み砕く音やデビル達の鳴き声は、その愛嬌ある姿とは、うってかわってちょっと怖さ?を感じたりもしました。Tasmaniandevil_5

緑豊かな太古の森が広がり、空気と水が世界一きれいと国連が認定しているタスマニアの大自然を堪能しながら、森林浴、マイナスイオン浴を楽しみ、動物とも触れ合い、大満足の旅となりました。また超古代の森を歩くことによって、大陸が作られ、分裂し現在の姿となり、長い年月をかけて人が、植物が、動物が住むことが出来る環境が作られたという地球の歴史を体感することが出来ました。木々が芽吹き、枯れて、また新たな木々が芽吹く・・・その生態系の繰り返しによって、大きな森が作られ、命あるものにとって重要な自然環境が作られていくという自然の素晴らしさを、身をもって学ぶ旅ともなりました。(深澤)

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