南インド・バックウォータークルーズ
昨年末より、南インド8日間の添乗に行ってまいりました。8日間の中にギュッと南インドの魅力が詰まっています。このツアー、私の一押しポイントは「バックウォータークルーズ」!水郷地帯をクルージングしながら、ハウスボートで一夜を過ごす。なんとも贅沢な時間を過ごしました。ボートにはトイレ・シャワー完備の部屋があります。1隻に2部屋~3部屋とこぢんまりとした船ではありますが、何の不自由もありません。
船に乗り込むと、ウェルカムドリンクとして椰子の実ジュースが皆様をお迎え。船に揺られ、椰子の木々を見ながら飲む椰子の実ジュースは格別の味。ハウスボート専用のシェフが、腕をふるって作った料理に舌鼓をうつ。食事の後は、船首のイスに座ってお茶を楽しむ時間。日が沈むまではクルーズが続きますので、夕陽で赤く染まる運河は絶好のシャッターチャンスです。
日が沈むと停泊し、各船で夕食をとるのが一般的ですが…今回のツアーは年越しにあわせたものなので、ガラディナーを楽しみます。ケーララ州の民族舞踊や名物料理で2009年最後の夜を過ごしました。食後は部屋に戻り、静かな年越し。紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞きながら新年を迎える日本の正月もいいですが、虫の音を聞きながら月明かりが映し出された水面を眺め旧年を振り返るのもまた魅力的。
水郷地帯には今なお多くの人が生活しています。移動手段は船!子供達が学校へ通うのにもスクールバスならぬスクールボートを使用するそう。そんなに川幅は広くない場所でも船を使い、運賃は1ルピー。もちろんなかには自分の船を所有している人もいます。不便そうな生活だなぁと思ってしまうところですが、彼らはのんびりと気ままに過ごしており、不便さなんてどこへやらといった感じです。
まだ日も昇らないうちから、皆カメラを片手に今か今かと「初日の出」を待っています。前日までは曇り空だったのが、すっかり晴れて美しい初日の出を拝むことが出来ました。朝食をとりつつ船は出港。水郷地帯に住む人々の朝の生活を垣間見ることが出来ます。川で洗濯をする女性や、沐浴をする男性。喧騒とはかけ離れたこの地は、本当にのんびりとした時間が過ぎていきます。
癒しを求める旅なら、南インドはおススメです!北インドとは全く違う南インドを是非皆様を体感してみては。(内野)
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