2010年3月17日 (水)

晴天のマウントクック

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 先日、「ニュージーランド周遊とパノラマ鉄道の旅 13日間」より帰国致しました。日本とは季節が逆になるニュージーランドは只今夏。とはいえ北海道と同じくらいの緯度の南島は涼しく、とてもさわやかな気候。北島に入りようやく夏らしい日差しを感じるようになりました。
 ツアー中は、3度の鉄道乗車でニュージーランドのパノラマをお楽しみ頂き、国内最高峰、マウントクックでは国立公園内の唯一のホテル、ハ-ミテッジに宿泊。クライストチャーチでは年に一度の花の祭典にご案内し、観光最終日では土ボタルの光が幻想的な洞窟を見学と、最初から最後まで見所満載でしたが、今回はその中でも参加者の方々に好評を頂いたマウントクックでの宿泊についてお話させて頂きます。

 バスでマウントクックに近づくにつれ、期待に胸が高鳴ります。車窓からマウントクックが見え始めると、バスの中には拍手と歓声が。ニュージーランド最高峰、マウントクックは標高3754メートル。やはり他の山々とは異なる威厳が感じられます。マウントクックは先住民のマオリ語で「アオラキ」と呼ばれ、「雲を突き抜ける」という意味があります。その名の通り雲がかかることが多いマウントクックですが、今回は幸運なことに雲の姿はありません。ツアー中雨にあったこともありましたが、ここで晴れてよかったねと皆様喜んでいらっしゃいました。
 

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 マウントクック国立公園に到着すると、公園内にある唯一のホテル、ハーミテッジにチェックイン。お客様の部屋からはマウントクックが望めます。この雄姿を見ながらのビールは最高!と部屋で一杯召し上がっていた方も。そして、夕食時のレストランではおいしい料理とマウントクックを同時に堪能。ずっと眺めていても不思議と見飽きない山の景色を心ゆくまでお楽しみ頂きました。
 夜になると、星空ウォッチングのツアーに参加された方も。南半球でしか見ることができない南十字星。見つけ方を教えてもらい、どれかしら、あれかしらと童心に返ったように探していました。はじめうっすらと見えていた天の川も、目が慣れてくるとだんだんとはっきり見えてくるようになります。首が痛くなるほど皆様空を見上げていました。
 そして翌朝、朝日に頬を染めたマウントクックの姿を拝んだ後はハイキングに出発。皆様薄手の長袖を着て出発しましたが、歩くうちにだんだんと暑くなってきて最後は半袖で丁度よいくらいに。吹き抜ける風が涼しく心地よかったです。
 さて、マウントクックとお別れというときは、まさに後ろ髪を引かれる思い。振り向いてはその姿をしっかと目に焼き付けていました。今回はお天気も味方してくれ、マウントクック宿泊を十分に満喫することができました。(川井)

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コメント

思いがけず川井さんがツアーリーダーのNZツアーに参加。今では雨のマセソン湖の散歩も思い出です。また土ボタルの洞窟でNさんが賛美歌「いつくしみ深く」を歌われて、メロディーをとても懐かしく聞かせていただきました。帰ってから中学生の頃「星の世界」という日本語の歌詞で良く歌っていたことが判明。時々マウントクックの夜空で見た宇宙の星の中にいるような気分で私も歌っています(ちっちゃな声で)。今回のツアーでは羊のショーに出演したRさんとか楽しい方々ばかりでした。NZはお薦めの旅行先となりました。

投稿: ハマのナベ子 | 2010年3月20日 (土) 13時54分

ハマのナベ子様

お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
雨のマセソン湖ハイキングなど
大変なところもありましたが、
ご旅行をお楽しみ頂けて良かったです。
土ボタルの洞窟の歌声は本当に美しかったですね。
私は大変音痴なので、美声を披露して頂き
助かりました。

またどこかでお会いできることを
楽しみにしております。

投稿: 川井あゆみ | 2010年3月24日 (水) 20時40分

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