自然と文明、魅力満載のチュニジア!
「チュニジア周遊 10日間」より帰国しました。
春の季節のチュニジアは、赤い芥子の花や黄色や紫の野花がそこら中に咲いていて、ローマ遺跡に彩りを添えていました。
ハンニバルのカルタゴ滅亡後、現在のチュニジアには沢山のローマ都市が建設されました。バスの車窓からも見えましたが、見渡す限りのオリーブ畑や麦畑があるように、肥沃な土地にローマ人が惹かれて都市を造り、港からオリーブオイルや農作物をローマに輸送していたのです。また、移動中には現在の車道の隣に、ローマ時代の水道橋も見え、観光地のみならず、車窓からの景色でさえも、ローマ時代に思いを馳せていました。
また、現在のカルタゴの街は、チュニス近郊の高級住宅地として発展していて、大統領官邸まであるのですが、そんな街の中にもカルタゴ時代の墓場や、ローマ浴場などが点在し、また、カルタゴ時代に軍港として使われていた場所はローマ時代には公園となり、現在はのどかな池のような姿で残っていたり、興味深い街です。
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