2010年4月20日 (火)

雨期から乾期へ、ベストシーズンのビクトリアの滝(ジンバブエ、ザンビア)

 この度、「ビクトリアの滝と喜望峰、南部アフリカ4ヶ国周遊」より帰国しました。
ツアーのタイトルにもなっているビクトリアの滝は世界三大瀑布のひとつです。世界の3本指に入るなんて、いったいどんなにすごい滝なのでしょう。その迫力がどれ程か、この時期に訪れれば否が応でも実感、いえ体感させられます。
Victoria_falls  日本から海を超えて約24時間、やや蒸し暑いザンビアの空港に到着しました。ホテルに向かう車窓からの景色は町のメインストリートやアフリカならではの植物。遠くまで見渡せる青空によく合う緑濃い木が並んでいます。やがて前方にもくもくと浮かんでいる雲が見えてきました。よく見ると、それは浮かんでいるというより、地平線から湧いてくる湯気のよう・・・。その時突然「VICTORIA!!」とガイドのスティーブンさんが叫びました。

 「えー!どこ、どこ?ビクトリアの滝が見えるの?」とみんなで身を乗り出してその指差すZambezi_sun_hotel 方向を見ますがどこにも滝は見えません。湯気と思ったのはビクトリアの滝から飛び上がる水煙だったのです。遠く離れた所からはぽっかり浮かんだ雲のように見えていたのです。
 このツアーではザンビア側からもジンバブエ側からも様々な角度から滝を見て楽しみます。ここまで流れてきた川がいよいよ滝に変わろうとする、まさにそんな場所にも足を運びます。水量が少ない時期には、川の中の石を飛び石にして靴を濡らす事なく渡れるほどだといいますが、この時は大量の水がゴウゴウと音を立ててすごい勢いで目の前を流れていました。ちょっと手をつけただけで吸い込まれて流されてしまいそう。もしそうなったら、あっという間にその数メートル先の滝へ真っ逆さま!

 場所を変えて、柵の向こうに流れ落ちる滝を見るポイントへ。そこでもやはり水煙が飛んできます。それは水煙というよりもはや台風。横殴りの風と雨に倒れそうになりながら滝の目の前の橋を渡ります。テレビニュースでレポーターが台風の中を必死でレポートをするシーンを思い出しました。とにかくそれだけ水量があり、また勢いがあるのです。
もちろん、濡れないで見られるポイントもあるのでご安心下さい。
滝の前に広がる水煙が多すぎて滝が全く見えない事もあります。それでも、ビクトリアの滝をこの目に焼き付けたいと必死に目を見開いていると、一瞬、強い風が吹いて滝の姿が目に飛び込んできました。まるで白いレースのカーテンが風に揺れてそれまで隠れていた外の風景が見えたかのよう。本当に一瞬の出来事でしたが、その時の感動と美しいビクトリアの滝の姿は忘れる事が出来ません。
0420luna_rainbow  また、満月の夜にはルナレインボーもお楽しみいただけます。皆様は夜の虹を見たことがありますか?夜は普通だったら暗くて虹なんか見えません。ところが、ビクトリアの滝にかかる大きな虹は満月の光だったら充分に輝く事ができるのです。
 今回のツアーではビクトリアの滝の観光の日がちょうどその満月でした。夜、電柱もないような一本道を、懐中電灯の明かりを頼りに歩いていると、急に目の前の人の靴の模様までもがくっきりと見えてきました。はっとして後ろを振り返ると、雲の切れ間からのぞくまんまるのお月様!こんなにも明るいものか!と感心していると、前方から喜び叫ぶ人々の声。何かと思ってかけよると、そこには月の光に輝く虹「ルナレインボー」が出ていたのです。最初は白く丸い筋のようなものが見えると思っていましたが、良く見ると赤に橙、黄色に緑と、歌にあるような本当に7色に輝く虹でした。昼に見る青空に浮かぶ虹とは違い漆黒の闇夜に浮かぶ虹です。今まで見たことのある虹のどれよりも幻想的でした。
こんなに沢山の楽しみ方ができるビクトリアの滝はまさに世界を代表する滝といえるでしょう。(関根)

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