2010年4月26日 (月)

『屋外の美術館~南仏プロヴァンスとイタリアンリヴィエラ~』

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4月5日発「南仏プロヴァンスとリヴィエラの小村を訪ねて12日間」から帰国しました。

フランス・イタリアといえば、パリ、モンサンミッシェル、ローマ、ミラノ、美しい古城、美術館巡りと有名な観光地が挙げられます。日本の国土の約2倍の大きさのフランスは東西南北で地方色豊か、歴史・文化・食・風景に見所がありますが、ガイドブックやテレビは有名な見所の紹介が多く、フランスおよびイタリア全ての素晴らしさは伝え切れません。今回は、そんなフランスの知られざる小さな村でもじんわりと心に染み込む感動がくる場所のご紹介をしたいと思います。

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フランスのリュベロン地方にある小さな村々は、お伽噺の世界のような光景で、細い路地や窓辺の花は四角く切り取れば美しい写真の一コマに。小型犬と散歩する人、ベレー帽をかぶったおじいさんがのんびり散歩したり、町のベンチでおしゃべりしている光景は、映画の1シーンのよう。ピーター・メイル著の「プロヴァンスの12ヶ月間」の舞台を巡りますので、小説からイメージを膨らませたプロヴァンス地方の景色の本物を見て、想像通りか想像以上かを確認するのも面白いでしょう。またご旅行後に小説を読み返せばより一層のこの地域が思い出に残ることでしょう。もしくはピーター・メイルの原作“グッドイヤー”の映画版「プロヴァンスの贈り物」を見れば、このツアーでいくゴルドの村と周辺の美しい自然とブドウ畑が広がるプロヴァンスに魅了されていく主人公の気持ちと重なっていくかもしれません。

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また、イタリアのチンクエテッレ。チンクエ(=5)テッレ(=土地)というように、11世紀に誕生したこの村に行く手段はかつては船だけでした。その後、1874年に鉄道が通り、近年道路が通るようになるまで外界とは孤立していた5つの村々。陸続きだけれども、海と岩山が村々に行く交通手段を限定させていました。わずかな土地と山の斜面にまでぎっしり建ち並ぶ家々の光景は、家で出来たブリューゲルが書いたバベルの塔のよう。それでいてカラフルで可愛らしい。小さな入江が唯一の村へ辿り着く場所だった過去をしみじみ想像しながら小さな港付近を散策したり、ふと見上げれたら家の窓にずらりと干された洗濯物が目に入る光景は、なんだか不思議と心温まる気持ちにさせられました。

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画家、作家、俳優・女優と芸術家たちが愛したプロヴァンスの村や地中海の閑静な小さな町。その場所の自然が、芸術家達に想像力や感性を育ませ、そして都会の喧騒や日々の忙しさなどからの解放と安らぎを与えてくれるのでしょう。これからのプロヴァンスは、新緑いっぱいの生命力溢れんばかりの夏。かつてゴッホも強い光を求めてやってきた南仏プロヴァンスの光。キャンバスに描かれた南仏の風景ではなく、屋内の美術館でもなく、明るい現実の日差しの下で見る南仏、イタリアンリビエラの大自然の美を堪能する旅・・・オススメです!(高橋)
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コメント

4/5から12日間の南仏とリヴィエラ
の旅に参加しました。
 何百枚もの写真を整理しながら
少しずつ日記代わりのブログに載せています。
 もう一ヶ月を過ぎあまりにも沢山の
美術館や村を訪ねすでに記憶が薄れがち!
 でも添乗員さんの細かい記録と
持って行った旅本を見ながら
今やっとニースまでこぎ着けました。
 なんとかリヴィエラ、おまけのミラノ
までの旅日記を完了したいと思っています。
 驚いた噴火騒ぎにもかかわらず
おかげで無事帰国でき楽しい旅の
思い出が出来ました。
 ありがとうございました。

投稿: カズミッシモ | 2010年5月25日 (火) 18時47分

カズミッシモ様、こんにちは。
コメントありがとうございます!
毎日が美しい光景の連続、芸術家の愛した村や彼らの至高の作品、美味しいプロヴァンス料理に舌鼓とたくさんの思い出をまとめて、まもなく旅ブログも終盤ですね。
カズミッシモ様のブログのお写真はどれも素敵なものばかり!
終盤のイタリアン・リヴィエラ編も楽しみにしています。(+ミラノ郊外での1泊も)

投稿: 高橋景子 | 2010年5月26日 (水) 10時18分

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