青色が重なるカリブ海で、のんびりクルージング
アマゾン川とカリブ海クルーズのご紹介も3日目・最終日となりました。
本日はカリブ海をご紹介したいと思いますが、その前に立ち寄った「悪魔島」からご紹介を・・・・・。
南米大陸の北東部、ベネズエラとブラジルを結ぶ地点にガイアナ三国と呼ばれる地域があります。その中のひとつ、仏領ギアナという国にこの悪魔島と呼ばれるなんとも恐ろしい島があるのです。
この島全体は、1852年から約200年間、フランスの監獄として利用されてきました。政治犯や重犯罪人が収容され、劣悪な島の環境や周りを海に囲まれていた事により脱獄が難しく、「一度入ると生きて出ることは出来ない」と言われていたほどです。
ここから「悪魔島(デビルズ・アイランド)」という呼び名がついたそうです。
今でもなお密林に囲まれた島で、人も暮らしていません。
昼間でもなんとなく、空気が重たく感じられるのは何故でしょうか・・・・。
どのような島なのか雰囲気を感じてみたい方は、1974年の映画「パピヨン」の鑑賞をお勧めします。ダスティン・ホフマン主演で、この「悪魔島」からの脱出を図ろうとする男の物語です。
さて、カリブ海の明るい話題に変えましょう!皆様は、カリブ海と言えば何を思い浮かべますか?
コバルトブルーの海に囲まれた美しい島々でしょうか?
ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツの他、ホエール&ドルフィンウォッチングや野鳥観測も大人気です。 美しい海があってこそですね。
ハリウッド映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」をご覧になって、海賊のイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょうか? 今回は残念ながら海賊に出会うチャンスはありませんでしたが、どこかから見られていたかもしれません。
そんなカリブ海の島々で訪れたのは3カ国。トリニダード・トバゴ、セント・ルシア、セントクリストファー・ネイビスです。
どの国も海の美しさは「素晴らしい!」の一言。 しかもどの海も色が少しずつ異なっており、同じカリブ海なのにまるで異なる海のようでした。 カリブ海がクルーズで人気の場所というのにも頷けます。
海だけでなく、歴史的に重要な国もあります。
セントクリストファー・ネイビスを構成するネイビス島は、アレキサンダー・ハミルトンの出生地として知られ、カリブ海クルーズが大好きなアメリカの人々にとっては、是非訪れたい地なのだそうです。
アメリカ合衆国憲法の草案者として知られる彼の肖像は、10ドル札に描かれています。
もし今度10ドル札を手にする機会がありましたら、ちらっとご覧になってみて下さい。
クルーズ旅行の楽しみは人ぞれぞれ。船でゆったりとした時間を楽しむもよし、船内のイベントを満喫するもよし、寄港地での観光を楽しむもよし、です。
寄港地の中には、船でないと行けない場所や、船からしか見ることのできない景色もあります。
今は世界中の海にクルーズ船が航行していますので、お気に入りの海やお気に入りのクルーズ船を探しつつ、新しい旅の形を発見してみてはいかがでしょうか? (江間)
船の旅はこちらをご覧下さい。
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