2010年5月 7日 (金)

ゴンドラで森林を空中散歩、コスタリカ

「悠々コスタリカ大周遊 12日間」より帰国しました。
コスタリカは日本の四国と九州を合わせたほどの大きさの国ですが、多様な自然が凝縮されています。ジャングルの広がる熱帯雨林、高地にあるいつも霧に覆われている熱帯Aerialtram1雲霧林、火山、そしてカリブ海と太平洋。
そんな変化に富んだ自然環境にふさわしく、様々な自然の楽しみ方があります。モンテベルデ自然保護区では鳥や植物を観察しながら熱帯雲霧林を散策し、スカイウォークという吊り橋を渡りながら樹上観察もできます。また、アレナル火山から流れ出る川を利用した温泉リゾートでくつろいだり、熱帯雲霧林が広がるセロ・デラ・ムエルテでは幻の鳥ケツァルを探したり、熱帯雨林が広がるカーニョ・ネグロ野生保護区Aerialtram2_2やトルトゥゲーロ国立公園ではボートクルーズを楽しんだりできるのです。
自然観察の方法も色々ありますが、エコツーリズムの先進国コスタリカらしいのが、アエリアルトラム(空中ゴンドラ)に乗っての観察です。ブラウリオ・カリージョ国立公園周辺ではこのアエリアルトラムに乗って、熱帯雲霧林を歩かずに目線の高さを変えて観察することができます。

Canopy1

最高速度は時速3㎞だというゴンドラは、ゆっくりと高さを変えながら進んでいきます。高さは3段階あって、まずは1~5mの高さ。人間が歩いて森を見るくらいの高さです。そのうちだんだん高くなり、5~20mの高さになります。これは枝や葉が茂る樹冠部分が見える高さです。いつもは見上げるような葉っぱがちょうど目の高さにあり、葉や花の形がよく観察できます。そして片道1.3kmの距離を折り返すと20~40mの高さへ上がっていきます。この高さになると木々を見下ろす高さになり、枝の上の着生植物など、地上を歩くだけでは見ることのできない木の上の世界を見渡すことになります。足元を気にすることなく、ゴンドラに座ったまま色々な高さで悠々と森を眺めるなんて、鳥にでもなったような気分。ガイドさんの植物についての説明や鳥の声を聞きながら、約1時間の森の空中散歩はあっという間に終わってしまいました。
アエリアルトラムは森のあらゆる高さを楽しめるのはもちろんですが、人間が歩かないので植物の生育環境を壊すことなく自然観察ができるということで、エコツアーならではの素晴らしい方法だと思います。豊かな自然に恵まれているだけでなく、自然保護にも力を入れているコスタリカの一面にも気付かされました。(武石)

コスタリカへのツアーはこちら

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