2010年5月19日 (水)

跳べ、シファカ!~マダガスカルの不思議な生き物たち~

Wao_2

 先日、「マダガスカル・ハイライト 8日間」のツアーより帰国しました。
 アフリカ大陸の南東に位置する、マダガスカル。世界第4位の面積を誇るこの島国は、「第7の大陸」、「島大陸」などと呼ばれることもしばしばありますが、その最大の理由はこの島特有の生物相にあります。その代表格ともいえるのが、「レムール(キツネザル)」たち。マダガスカルにのみ生息する霊長類で、「原猿類」に分類される貴重な動物です。「レムール」なんて言葉を使うと、初めて耳にするような気になりますが、尻尾に黒い輪の模様を持つ「ワオ(輪尾)キツネザル」や、童謡にもなっている「アイアイ」など、意外にわたしたち日本人にも浸透している種類もいます。

Sifaca

 そして、ツアーにご参加される方が最も楽しみにされるのが、かつて某企業のテレビコマーシャルでその愛らしい横っ飛び姿が一躍有名になった、ベローシファカです。ベローシファカやワオキツネザルの保護区かつ調査地である、ベレンティー保護区には、ベローシファカやワオキツネザルが特に多く生息しており、ウォーキングサファリなどでその生態を観察します。「是非とも、シファカのあの横っ飛びをみてみたい!」マダガスカルに訪れる方なら誰しもが抱く願望でもあります。
 いよいよ、ウォーキングサファリ、スタート!初めてシファカを目にした後は、なんだか全員がソワソワ。シファカがそろそろと木の下の方へ下りてきて、キョロキョロし始めると、ガイドさんが「そろそろ来ますよ!」とカメラの準備を促します。全員が息を凝らして構える中、ついにシファカが華麗なる?横っ飛びを披露。一日のほとんどを樹上で過ごす彼らにとって、きっと楽な動作ではないのでしょう。途中で休憩を挟んだシファカが再スタートをきると、思わず「よいしょー!よいしょー!」と声を掛けたくなります。一度目は感動のあまりシャッターチャンスを逃した方も、二度目、三度目ともなるとコツを掴んで、見事な1シーンをカメラに収められていました。

Baobab

 マダガスカルには、おサルさん以外にもこの島固有の動植物に多く出会うことが出来ます。移動途中にガイドさんが急にバスを止め、見つけてくれたカメレオン。地球上に住むカメレオンの半数以上がマダガスカルに住んでいるというから驚きです。また、「バオバブ」も忘れてはならない植物のひとつ。夕日の優しい色彩で空のキャンバスを染めたような、バオバブの並木のシルエットは、興奮の連続だった旅を静かになだめてくれました。マダガスカルの珍奇な動植物に、驚きを隠せないものの、島の風景、そして人々の生活にうまく溶け込んでいるのが、より一層この国の自然の特異性を際立てているかのようでした。(弥永)

マダガスカルのツアーはこちら

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