王様もうっとり?サルディーニャのネプチューン洞窟(イタリア)
少し報告が遅くなりましたが、4月にサルディーニャとコルシカの添乗に行ってまいりました。
サルディーニャとコルシカは地中海に「!」をさかさまにしたように並んでいる二つの島ですが、いずれも本土とは一味違った風土や歴史、人々と…独特の魅力にあふれる島々でした。
どこをとっても思い出深い内容なのですが、特に印象に残ったのがアルゲーロと近くにあるネプチューンの洞窟です。
いまだ歴史に謎が多いサルディーニャですが、比較的近年は近隣のジェノヴァやピサ、そして現在のスペインと関わりが大きく、海を挟んで西隣のカタルーニャ・アラゴン(現在のバルセロナ近郊)の支配を受けたアルゲーロは、今でもカタルーニャ語が話され、島の中でもスペイン風の空気が流れています。
さて、アルゲーロから船で40~50分のところにネプチューンの洞窟があります。
海の神様の名前を持つこの洞窟ですが、石灰岩質の岩山に地下水がしみこみ、作り上げた鍾乳洞です。
近くには他にもいくつか鍾乳洞があるそうですがいずれもネプチューン洞窟同様入り口は海。
岩穴にボートを横付けして入っていきます。
観光客は、洞窟のほんの一部しか見られないのですが、幻想的な鍾乳石・石筍、そして巨大な石柱と見ていて飽きません。
かつてサヴォイアの王様がここでプライベートコンサートを開催したというのもさもありなんと言う美しさです。
鍾乳洞の底に流れ出た地下水は出口で海水に混ざっていきますが、外の波がうそのように、この半分塩水の湖面が穏やかで鏡のようでした。
これは上下対称に成長する鍾乳石と石筍なのか?湖面に映った鍾乳石なのか??
そんなことを考えながら黙って眺めていると、静かに、波の音が聞こえ、洞内に響きます。
パイプオルガンのように壁を這う巨大な石柱を眺めていると、波音に混じって贅沢な演奏が聞こえた気がしました。
(山岸)
>サルディーニャ・コルシカの旅はこちら
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