2010年6月25日 (金)

初夏に訪れるプリトヴィッツェ国立公園の魅力(クロアチア)

先日春麗かな「アドリア海の至宝クロアチアとスロベニア、モスタル11日間」のツアーより帰国致しました。イタリアのトリエステから陸路で出発し、バルカンのスイスと呼ばれるスロベニアとクロアチアのアドリア海の美しき海岸線を、かの有名なドブロブニクまで走り切るコースです。Pritvice01
毎日、透き通るような海、緑豊かな山々、自然が作り出した滝や川などに囲まれた飽きることのない11日間で、ハイライトが続くツアーですが、そんな中でも、特に期待度の高い観光地が「プリトヴィッツェ国立公園」です。
「エメラルドグリーンにキラキラと輝く湖、美しすぎて吸い込まれそう」
一人のお客様が溜め息混じりに呟きました。
ここプリトヴィッツエェ国立公園はクロアチアの首都ザグレブから約2時間の内陸に位置していて、モミやブナの森に囲ま

Pritvice02

れた渓谷に大小16の湖と92の滝が点在する世界遺産です。湖の底には石灰華と呼ばれる、石灰岩質を流れると炭酸カルシウムが固まってできる白い塊が木々にくっついている不思議な場所で、クロアチア独特のカルスト地形が作り上げた奇跡の自然です。
私たちは国立公園にあるホテルに2連泊し、朝一番で観光に出発しました。
この時期5月6月の見所は何と行っても、美しい花々です。プリトヴィッツェには約1146種類の植物が発見されているそうで、エメラルドグリーンの湖や滝を眺めながら、そこに色を添えてくれる愛らしき野花が見所です。

湖畔には小さな野生ヒヤシンス、ウマノアシガタ、アツモリソウ、シクラメンやタイム、小さな

Pritvice03

ユリ科の花々など、歩いていると所々に目につきます。冬があけた頃は、ここ周辺は雨が多く、その雨の恵みのよって小さな花々が少しずつ開花するそうです。そしてその雨のお陰で、滝や湖も溢れんばかりの水量でした。
しかし美しき公園にも暗い影が落ちた時期もありました。1979年に世界遺産に登録されたものの、チトーの死後、悲しきユーゴスラビア紛争により、周辺にセルビア人居住地区が多かったプリトヴィッツェ周辺地域は、旧ユーロ連邦軍(セルビア軍)に国立公園は占拠されてしまい、ガラパゴス諸島のように世界危機遺産に認定されてしまいます。しかし停戦後、クロアチア軍が再び公園敷

Pritvice04

地を自国に取り戻し、急ピッチで復興しました。今ではそんな暗い気配は微塵も感じられませんが、訪れる上で知っておきたい歴史です。
終日ゆっくり観光した国立公園。たっぷり散策するからこそ、湖に生息するマスを召し上がる昼食や、ご夕食のビールがいつにも増して格別!だというお声も頂きました。
そういえば、今回プリトヴィッツェ国立公園内を歩いていたらテレビの撮影隊に遭遇しました。なんと日本語が聞こえるので、話しかけてみると野村不動産のCMを撮影しているとのこと。この美しい緑溢れる風景がエコな雰囲気をかもし出しているので・・・なんて言っていました。それだけ、日本でも注目が高い場所だと言うことですね。(坂岸)

クロアチアの魅力はこちら

|

世界のお花・紅葉情報」カテゴリの記事

ハイキング情報」カテゴリの記事

中欧・東欧情報」カテゴリの記事

世界の自然情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。