2010年6月 4日 (金)

いざ行かん、エンジェルフォールへ (ベネズエラ)

P3  先日、『緑の魔境ギアナ高地とテプイの懐深く 9日間』より帰国しました。

 いつ何時行ってもハラハラ、ドキドキの毎日のこのツアー。なぜならば何かと天気に左右されがちな自然ならではの旅行で、その第一の目的は世界一の落差を誇るエンジェルフォールを見ることだからです。エンジェルフォールを見るには遊覧飛行とボートで水量の多い時のみ行くことができるラトンシート島という場所まで行きエンジェルフォールを見上げる展望台まで行くという方法があります。アウヤンテプイというテーブルマウンテンの頂上に降る雨、この雨がエンジェルフォールの源でもあり、晴天ばかりで雨が降らなければ川の水も減ってしまい、ラトンシート島へ行くことが出来なくなります。

P4 かといって悪天候で雲が多ければ遊覧飛行で近づけないこともある。晴れを願って、雨乞いをする。身勝手な願いとはわかってはいるが、この期間だけはどうかお許しください。
ギアナ高地はこれからベストシーズン到来。ただベネズエラでは去年から例年に比べ非常に雨が少なく水不足で、あのチャベス大統領が国民にシャワーは一人3分まで!!なんてことを言っていたくらいですから心穏やかでいられるわけがありません。

 水量がまだ少ない今回、通常より時間がかかるだろうことも予想された為、早めにロッP2 ジを出発、エンジェルフォールを目指しました。カラオ川を遡り前進。問題はこの後のチュルン川に入ってからなのです。透き通る赤茶色の川からはしっかり川底が見ることができ、ボートの底が石をこする。ラトンシート島まではやはりこの水量では無理なのだろうか?そんな事も頭をよぎった。船頭さんは何度も川の中に入りボートを押し、私達も水量があるところまで横道(ジャングル)を歩いてはボートに乗り、また水が少なくなればボートを降りて歩いたり、を繰り返しました。普段であればとっくについているだろう時間は過ぎお尻も痛くなってきました。でも全てはエンジェルフォールを見るため。

P4_2 ふと見上げた先にはエンジェフォールが・・・。こんなにもその道のりが長かったのは初めてでその間ずっと切望したその姿に苦労はあったがそれ以上に感動が勝った。
これが世界一の滝、エンジェルフォールなのだ!! (岩間)

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