プライベート・バラ祭りでブルガリア人の文化を感じる
当日は朝からプライベート・バラ祭りの会場、カザンラクの近郊の村チェルガノボ村へ。
そして村人が待つバラ畑へ進みました。バラ畑は昨日降った雨がうそのようにすっかり乾いていました。会場へ到着し、村人が朝摘み取って環にしたバラの花輪を首からかけてくれると、さあ、バラ祭りの始まりです。伝統的な歓迎の儀式の「パンと蜂蜜」で歓迎され、バラの収穫時に着用するエプロンを身につけ、いざ、畑へ。村人に教えられながらバラの花を手でひとつひとつ一緒に収穫し、摘み取った花を計量、摘み取ったバラの花は記念にいただきました!
その後は、村の公民館に移動し、村人手作りのバラのジャムやヨーグルト、バラのリキュールやウォッカを振舞ってくれました。そして、陽気なアコーディオンの音色に合わせ、村人が歌やフォークダンスを披露してくれました。さらに、私たちもフォークダンスに挑戦。踊ると自然に背筋がまっすぐに伸びます。そうしないと上手くステップを踏むことができませんし、長く踊ることができないからです。年配の村人の華麗なステップに私たちは脱帽しました。村人たちとは言葉は通じなかったけれど、一緒にバラを摘んだり、踊ったり、写真を撮ったり。過ごした時間は束の間でしたが名残惜しく、お別れの時はずっと手を振り続けてしまいました。
ブルガリアでは、フォークダンスを楽しむ習慣があります。今回も、カザンラクの街中ではフォークダンスの大会が開催されていました。私たちが挑戦したステップより数段複雑なステップを踏む姿は、まるで競技のようでした。そういえば、ブルガリア人の背筋は、フォークダンスで鍛えられているからでしょうか、ピンと伸びているように感じました。長寿の秘訣でしょうか。
(大久保)
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※2010年のバラ祭のツアーの募集は終了いたしました。2011年のバラ祭企画は12月上旬に発表予定です。お楽しみに!
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