2010年7月16日 (金)

今年話題となった アイスランドは今・・・

 

Iceland_3

6月13日発「火の国アイスランドと氷の大地グリーンランド12日間」の添乗より帰国しました。アイスランドというと今年4月14日に、この国のエイヤフィヤットルヨークトル氷河の下の山が噴火し話題となりました。現在は、5月下旬から噴火もなく落ち着きを見せています。

噴火のニュースで一躍その国の名を世界中に轟かせましたが、アイスランドという国は、まさに火山の国。今回観光で訪れた場所の由来等を少しお話しすれば、火山の堆積物を川が浸食して出来たフィヤードラルグリューフル渓谷、1996年の噴火の土石流で出来たスケイザルアゥルサンドゥル砂原、溶岩が急速に固まって出来た柱状節理、土石流で壊れた橋のモニュメントなど火山が生み出した観光名所が多々あります。またアイスランドの玄関口ケフラヴィーク国際空港がある地域は海底火山の噴火で出来たアイスランドの本島の中でもも若い土地にあたります。アイスランドの大地は火山などによって生み出されたという地球規模の時間の流れで考えると、今年の噴火もアイスランドの長い歴史のほんの一部の出来事だったのだなぁと感じさせられます。

今回のツアーでは、話題のエイヤフィヤットルヨークトル火山のすぐ近くをバスで走りましたが、火口からは水蒸気がぽわっぽわっとでる程度を肉眼で見ることができ、火山灰で真っ黒になった東側の山の斜面、山から1.2キロ程の距離に位置するスコウガの滝で、砂地の道が火山灰で真っ黒だったのを目にしました。それでも、火山灰が降り積もっているという光景は全く目にしませんでした。芝生が青々と生い茂っているのを見て、火山灰が降り草花を覆い尽したのではなかったかと不思議に思っていたら、噴火のあったときにはまだアイスランドは寒く、草花は咲いていなかったので、火山灰が降った後に芽吹いたので黒くなっていないとガイドさんが説明してくれました。こうした火山の影響を濃く見られたのは、山の近辺だけ。バスで通り過ぎてしまうだけなら10分間という範囲でした。

今年の噴火で躍動溢れるアイスランドを再確認し、実際にその国、その場所を訪れる事で生きている地球と火山で生まれたアイスランドをより一層リアルに感じることが出来ました。

6月から8月のアイスランドは、陽が長く、深夜まで空が明るい。バスで周遊する旅では、青い海と溶岩大地、氷河からの雪溶け水が生み出した無数の滝、山の斜面を薄紫に染めるアラスルピナスの群生、湖や東海岸では短いアイスランドの夏を過ごしにやって来た渡り鳥たちなどたくさんの自然を目にする。地球の懐で温められた温泉に浸かり、水道から自然に濾過されていった1000年前の地下水を飲む自然を身体で感じる。これぞアイスランドの旅で味わえるアイスランドならではの醍醐味です!(髙橋景子)

|

ユーラシア旅行社の自然情報」カテゴリの記事

ユーラシア旅行社の西欧・南欧情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。