中国二大観光地(チベット、九寨溝・黄龍)で出会ったもの

先日、「青海チベット鉄道と九寨溝・黄龍」のツアーより帰国致しました。中国を代表する観光地である、チベットと九寨溝・黄龍を訪問する、見所盛りだくさんのコースです。今回、私の中で特に印象深かったのは、黄龍で見頃を迎えていたアツモリソウの群生と、ラサ~西寧間で乗車したチベット鉄道のとある場面です。
緑深い峡谷に、乳白色の湖底にエメラルドグリーンに輝く水が張った湖沼群が棚田のように広がり、まるで一頭の龍が山を駆け昇っているかのような風景を見せてくれる黄龍。なんとなく九寨溝の影に隠れてしまって、目立たない印象があるかもしれませんが、現地に赴かれたお客様は、皆様その見事な景観に驚かれますし、個人的にも大好きなイチオシのスポットです。
今回は歩き始めの段階では、怪しい空模様でしたが、次第に雲がとれ、一番の見所である五彩池では、万年雪をかぶった玉翠山もくっきりと背景に映ってくれました。そして、さぁ見所もそろそろ終わりかなと遊歩道を歩いていると、遠くにいながら圧倒的な存在感を示す赤紫のホテイアツモリソウの姿が!すぐさまお客様に声をかけ、「ラッキーだったね!」などと語りながらしばらく歩き続けると、なんとあちらこちらに群生しており、大興奮でシャッターを切り続けました。お客様の一人が「このアツモリソウ、日本では一芽数万円もするのよ…」と呟いた後、全員の目の色が変わったのは言うまでもありません。
そして、チベット鉄道では、世界最高地点を走る鉄道からの雄大な景色に感動し、時に通過する駅の名前が写真に撮れた・撮れなかったと歓声をあげながら、列車の旅を楽しみました。通常青海チベット鉄道に乗るツアーでは青海省からラサに上がっていくことが多いのですが、このツアーでは、ラサから青海省に下っていき、このダイヤのおかげで、ゴルムドという駅で行われるディーゼル機関車部分の車両交換を見ることが出来ました。約600kmにも及ぶ永久凍土の上を走るチベット鉄道。チベット高原用の専用機関車からの交換作業は、一仕事を終えた機関車を労う、特別な儀式に立ち会ったような気分にさせてくれました。(弥永)
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