2010年7月21日 (水)

ガイドブックには載っていないパプアニューギニアの素朴な人々

Culture_show_2  この度、パプアニューギニアより帰国しました。
地図を広げて、日本からまっすぐ南に目線を移してみると、オーストラリアのちょっと北東の辺りに恐竜のような?形の島があります。それが、1億2000年前にゴンドワナ大陸と分離したニューギニア島。このニューギニア島の東半分と大小700もの島が、1975年にオーストラリアから独立したパプアニューギニアという国です。
国の98パーセントは森と川。中央部には4000メートル級の山岳が続いていて、セピック川・フライ川など何千もの川が流れています。パプアニューギニアには700以上の部族があり、山がちな地形のおかげで、それぞれの部族が融合される事なく独自の風習を持ち続けています。この大自然の国の半分は人跡未踏と言われているので、山奥にはまだ出会ってない新しい民族が住んでいるかも知れません。

 首都のポートモレスビーから4000メートル級の山々を越えて、標高1500メートルのマウンMad_man_show トハーゲンの空港に着いた時はビックリ仰天。なんと、空港を囲っているフェンスに沢山の人がびっしりとしがみついて私達を見ているのです。まるで初めて上野動物園にパンダが来た時のように、まるでワールドカップで活躍した選手達が関西空港に到着した時のように、私達は地元の人々の熱い視線を受けながら空港を出てバスに乗り込みました。彼らはカメラなど持ってないのでじっとこっちを見ているだけですが、ちょっとした有名人気分です。
毎日のんびりと暮らしている彼らにとって、たまに飛んでくる飛行機を見るのは楽しみの一つであり、それに乗ってくる外国人を見るのは憧れのスターに会うようなものなんだそうです。

 空港では遠くで静かにしていた村人も、市場では人懐っこい明るい笑顔で声をかけてきます。地元の言葉は英語から派生したピジン語という言葉。英語と似ているので、なんとなく通じているような気がします。分るような、分らないような感じだったので、現地ガイドに訳してもらったら「私の写真を撮って!」と言っているそう。デジカメで撮影して液晶画面を見せてあげると、周りの人にも見せて自慢して大喜びしていました。その後、私も!私も!と沢山集まってきて、朝の市場は大撮影会に早変り。国によっては、観光客慣れしてチップを求めてくるような人もいるのに、パプアの人々は自分を写して!とキラキラした目で集まってくるのです。
Skeleton_show また、今回の旅ではミニプリンターを持って来たお客様がいらっしゃったので、タプカ村を訪れた時には、副村長さんと奥さん達を撮影してその場で現像して写真をプレゼントしました。
村の中央広場で家族集まってハイチーズ!さすがに副村長ともなると、デジカメで撮影された液晶画面を見た事は経験があるようで、フンフンと誇らしげに喜んでいました。
その数分後、プリントアウトされた写真を見せた時には、突然、腰を抜かしたかのようにペタンと座り込み、写真を見ながら「はぁ~!はぁ~!」と驚きと感動を込めたため息をついていました。
とても喜んでいる姿を見て、私達もうれしくなりました。テレビも無ければ電気も無いような暮らしをしている村人にとって、私達はタイムマシンでやって来た未来人と同じなのかも知れません。(関根)

太平洋地域のご旅行はこちら

|

オセアニア情報」カテゴリの記事

世界の民族情報」カテゴリの記事

コメント

関根さん こんにちは!お元気ですか?パプアニューギニアでは大変お世話になりありがとうございました。お陰で楽しい旅が出来ました。これからも頑張ってください。(吉岡)

投稿: 吉岡 範明 | 2010年8月10日 (火) 07時52分

吉岡様、コメントありがとうございます!
こちらこそ大変お世話になりました。
吉岡様のブログも拝見させて頂きました(*゚▽゚)ノ
本当にパプアの人達って独特だなぁ~と、改めて感じてます。
これからも素敵な写真を撮り続けて下さい。楽しみにしてます!!

投稿: 関根 三恵子 | 2010年8月10日 (火) 18時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。