2010年7月 8日 (木)

「緑豊かな初夏のドイツを走る」

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先日新緑がとても鮮やかな「ドイツ北東部、歴史物語」のツアーの添乗に行ってまいりました。
 今回はハンブルクやリューベックなどのギルド交易で栄えたハンザ都市や“ブレーメンの音楽隊”“ハーメルンの笛吹き男”で有名なグリム童話の世界である可愛らしい町々が並ぶメルヘン街道を巡り、文豪ゲーテやシラー、宗教改革者マルティン・ルターが活躍したワイマールやアイゼナッハ、加えてヨハン・セバスチャン・バッハが音楽監督として活躍したライプツィヒの聖トーマス教会でバッハ音楽祭を鑑賞しました。

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今年は冬が長かった様で、私たちが到着する直前まで寒く雨が続いていたそうですが、私たちの滞在した16日間は本当に天候にも恵まれ晴天続き。なにか長く暗い世界から解放されて、今までの鬱憤を晴らすかのように現地の人々も露出が高くなり、明るく元気に見えました。爽やかなブルーの空、新緑茂るグリーンの森と目も眩むように色が輝いて見えました。

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そんな初夏に訪れたドイツの代表的な自然景勝地を一つご紹介しましょう。
 ザクセン州ドレスデンからバスで走ること約1時間でそこには到着します。白亜紀の堆積層が隆起、浸食を繰り返して奇岩となった地域で、風光明媚な景色がスイスと似ていることから「ザクセンのスイス」と呼ばれています。エルベ河が蛇行し、この地域の柔らかい砂岩を浸食して長い年月をかけて今のような景観が出来上がったと言われています。岩肌が露出し、自然の荒々しさが眼前に広がります。展望台からはエルベ河が見えますが、文字通り蛇のようにグネグネと流れ、蛇行して浸食していった様子が想像できます。華やかなバロックの都ドレスデンからもそう遠くない所に位置しているのに、まったく異なる景色に驚かされます。
 こう考えますと、ドイツには街の周りだけでなく、街中も自然で溢れていることに気づかされます。どの街にも必ずと言っていいほど並木道が整備されています。大きな葉っぱをつけたマロニエや菩提樹の下は日陰に隠れ、散策には持って来いです。バスで走っていても常に緑が目に映ります。日本の都会では郊外まで足を延ばさなければならないところ、ドイツではすぐ近所に歩いて行ける公園が山ほどあります。しかも一つ一つの公園がとてつもなく大きいのです。週末になると喧騒を逃れて、自然の中でリラックスして何をするわけでもなくのんびりしている姿をよく見かけます。心にゆとりをもった人々の温かさはこういった何気ないことからくるのだろうと感じました。(篠原)

ドイツへのツアーはこちら

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