2010年7月30日 (金)

中世にタイムスリップ体験、チェスキー・クルムロフ

Pragh

先日、「チェコ周遊とプラハの休日 10日間」の添乗より戻って参りました。
この度のツアーでは、街中どこを切り取っても絵になる景観が溢れる首都プラハや“農村バロッグの真珠”と言われるホラショヴィツェをはじめ、計10ヵ所の世界遺産を巡り、かつて欧州の中心だった中欧のチェコの歴史ある建造物や文化、食などの魅力を存分に満喫しました。
加えてこの度のツアーでは、年に一度の南ボヘミアのチェスキー・クルムロフで行われた薔薇祭も見学しました。世界的に有名なブルガリアの薔薇祭は、実際に咲き誇るバラの花をご覧頂きますが、チェスキ

Chesky

ー・クルムロフの薔薇祭は実物のバラの花がメインではありません。このお祭は、もともとこの地を治めていたロジェンベルク家の紋章の5弁の赤い薔薇に由来し、当時の服装に身を包んだ人々が一同に美しき中世の街並みをパレードするのが、このお祭のメインイベントになっています。

チェスキー・クルムロフはチェコ・南ボヘミア地方のブルタヴァ(モルダウ)川沿いの小さな

Baramatsuri

町で、その街並みから“世界で最も美しい街”とも称されています。我々が街に到着した時には、既にそんな街全体が中世にタイムスリップしていました。どこを見渡しても貴族やお姫様、農民の姿をした人々で溢れていました。やがてパレードがスタートすると、大きな紋章が描かれた旗や馬が色を添え、実際に歩いている人々も役者さながらに中世の人々になりきっていました。
いつ訪れても“世界で最も美しい街”チェスキー・クルムロフ。この街を“最も楽しむ”には年に一度の薔薇祭が1番とも言えます。石畳の美しい街並みに、中世さながらに着飾った人々を目の前にすれば、もう一度この地を訪れたいと感じられずにはいられません。

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