2010年7月 6日 (火)

感動!東トルコの絶景

Nemruit

一度のみならず、二度、三度と訪れたくなる国トルコ。イスラムの文化もヨーロッパの文化も同居する。
まず訪れることが多いトルコの西側の魅力と言えば、奇岩が連立するカッパドキア、かのアレキサンダー大王も保養に来たと言われるパムッカレ温泉や、イスラムスーフィズムの聖地コンヤ、ローマ遺跡のエフェソスや、ヨーロッパ大陸にも跨る文化の交差路イスタンブールだろう。
そして、殆どの方がその雰囲気に魅せられて、二度目にトルコの東側を訪れるのだ。西に比べて、まだまだ、旅行者が少ない東側だけれども、状況はだんだんと変わってきているようだ。今回の旅でそう感じた。広大なアナトリアの大地の移動はもちろんバスだ。正直バス移動も長いのだが、その車窓には大自然が広がり、目を楽しませてくれる。道路も工事中のところもあるが、着々と完成に向けて進んでいる。
今回この添乗見聞録でご案内するのは、東トルコに行く方が目的としていることが多いネムルート山登頂、ヴァン湖、アララット山だ。

ネムルート山はその昔、コンマゲネ王国が栄えた場所に聳えている。午前3:45(日の出により出発時間は前後します。)にミニバンで宿泊施設を出発。登山口に到着後、簡単に身支度を整えていざ登山開始。6月の中旬でも、まだ肌寒く15度くらい。登山は決して難しくはない。砂利道・石段を、ゆっくり歩く方でも30分程度で登り終えてしまえる。ネムルート山の東のテラスにて皆で朝陽が登るのを待つ。ホテルを出発した時には辺りは暗かったが、徐々に濃紺にグラデーションしていき登り始める頃には朱色に変わっていた空。移り行く空の色を眺めながらの登山は、まさにあっというまだった。そして5:00頃だった。今日も太陽が昇った。神々の像が朱く染まる。なんとも言えない光景だった。

Van

旅は続く。トルコ最大のヴァン湖。その青の碧さに息を呑む。ヴァン湖に浮かぶアクダマル島にはアルメニア正教会が残っている。もちろん、このアルメニア教会も外側のレリーフが素晴らしいのだが、この島の魅力はパノラマポイントから島と湖を見渡すことだろう。きちんと道が整備されていないため、獣道を登ると眼前にはおよそ信じられない景色が広がった。兎に角、その青さの美しさに感動した。このような絶景がまだ世界には沢山溢れているのだろう。これだから旅は素晴らしい、と思える場所だ。今回の旅で個人的に、最も感動した風景だ。

Ararat

また、旧約聖書にノアの箱舟に纏わる章があるが、その伝説が残るアララット山の麓にもご案内した。標高5000メートルを超える高さの為、年中雲が掛かっていることが多いが、5、6月はその雲間が晴れる可能性が高い。今回は、とても幸運な事にはっきりアララット山を望むことができた。万年雪である頂上は雪で覆われている。ノアの箱舟が着いたという伝説が残る場所にも案内する。感じ方は皆様それぞれだが、聖書に興味がある方には是非訪れてほしい場所だ。
今回は敢えて割愛するが黒海沿岸に案内できるのも東トルコのツアーの魅力だ。バスでアナトリアの大地を駆け抜けた15日間となった。(高山勝也)

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コメント

添乗見聞録:東トルコ絶景を拝見。数年前から行きたいと思っていました。
 折に触れ、パンフや資料を見ています。
 今回、ネムル-ト山がゆっくり歩いても、 30分で登れると知り心強くなりました。
 ただ、アララット山は天候次第、野花の季節に合わせ、5,6月に行きます。
 それから、資料の少ない黒海沿岸のことも、知りたいのです。記事を、載せてください。

投稿: 佐藤克也 | 2010年8月13日 (金) 16時01分

佐藤克也様

コメントありがとうございました。また、ご返信が遅くなり、大変失礼致しました。
黒海の記事は下記の記事で触れられているサフランボル以外は確かにあまりないので、今後改めてご紹介させて頂きたいと存じます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

■2007年10月の記事「古都サフランボルを訪ねる東トルコの旅」
http://eurasia-blog.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_8c5d.html
■2008年6月の記事「トルコ~懐かしのサフランボル、魅惑の地イスタンブール」
http://eurasia-blog.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_3636.html
■2009年9月の記事「歴史ある世界遺産の町サフランボルへ」
http://eurasia-blog.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-ee86.html

投稿: 管理人 | 2010年8月18日 (水) 22時13分

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