2010年7月 1日 (木)

シルクロードの十字路 中央アジアへの旅

Tenshan

先日、「中央アジア4カ国大周遊 17日間」のツアーより帰国いたしました。人々は素朴で、景色も砂漠や草原、天山山脈を臨める場所があるなど殆どの観光地で他のグループに出会うことなくのんびりゆったりと巡ってきました。

大草原の広がるカザフスタン、13世紀チムール朝の中心として栄えたウズベキスタン、夜もキラキラと輝くトルクメニスタン、ソグド人の遺跡の残るタジキスタンと、どの国もそれぞれのカラーがあり、毎日移り変わる景色や遺跡、様々な民族の暮らしなど、楽しい17日間となりました。

これら4カ国の中で特に印象に残っているのが、カザフスタンです。実は、今回は、キルギスの政変により起こった混乱で元々入っていたキルギスを抜き、その分、カザフスタンの観光を追加でご案内いたしました。
今回追加された観光地として訪れたタムガリ・タスという場所では、沢山の岩絵を見学しました。様々な時代の岩絵の残る場所です。牛やラクダ、シャーマンや生贄を捧げているところ、子供たちや妊娠した女性など、その場面も様々です。現在は、その岩絵の近くへ行き、直に見ることが出来る世界遺産で貴重な場所です。

Iwae

タムガリ・タスへ向かう道の両脇にはどこまでも続く大草原。緑の絨毯が地面を覆います。時期は少し遅かったものの、可憐に咲く赤いポピーの絨毯も見ることが出来ました。天山山脈の頂に残る白い雪と青い空、青々とした草に、赤いポピー。吹く風も爽やかで春の終わりと夏の始まりを感じることができました。

そして、もう一箇所、印象に残っている場所はサラズム遺跡です。タジキスタンにある遺跡で、ウズベキスタンとの国境に近い所にあります。ここは紀元前4000~3000年頃に作られた5つの異なる集落の遺跡が残っています。1985年には、20歳位の女性の骨と共に沢山の装飾品が出土しました。また、このサラズム遺跡の場所は、ゾロアスター教の発祥の地ではないかとの説も出ています。これからの発掘調査によってまた新しい歴史が発見されるかもしれません。

Sawazum

そして、このサラズム遺跡は、なんと2010年7月には、世界遺産に登録される予定なんだそうです。この場所も他に観光している人々はおらず、貸切状態。ゆっくりと見学することが出来ました。

様々な遺跡、文化、民族。沢山のものが交差して出来たその歴史や生活習慣とそれらを今も守りながら生活している人々。その素朴さはそのままでいて欲しいと思わずにはいられませんでした。

この他にも、メルブ遺跡の残るトルクメニスタンや、チムール帝国の首都として栄えたウズベキスタンのサマルカンドなど、見所は沢山ある中央アジアの地を是非訪れてみてください。  (津波)

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