2010年8月 3日 (火)

聖ヤコブ年を聖地で祝う(スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

ルルドのロウソク行列

先日、ル・ピュイから聖地サンティアゴへ 12日間の旅より帰国しました。

土着の信仰を吸収し発展したフランスのル・ピュイ・アンヴレーから南西フランスの美しい町々を巡り、ピレネーの懐、聖母出現の奇跡で名高い聖地ルルドを経て、フランシスコ・ザビエルの故郷ハビエルから、北スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ。
まさに、カトリックの信者の方なら垂涎の聖地を巡り巡っての12日間でした。

今回の旅の目的であり、最大の目玉が、今年聖年を迎えたサンティアゴ・デ・コンポステーラで7月25日に開催されるアポストル祭への参加です。
その年に訪れた者全ての罪が許されるとされる聖年は、サンティアゴ・デ・コンポステラの場合、聖ヤコブ(サンティアゴ)の日である7月25日が日曜日にあたる年とされ、6・5・6・11年おきにやってきます。
前回は2004年、次回は11年後の2021年というわけで、今年はいっそうたくさんの人々がサンティアゴに終結していました。

さらに今年は、現スペイン国王両陛下が初めてアポストル祭に臨席されるとのことで、人の出と警備の厳しさは例年以上。諸々懸念される点はありましたが、最終的にはおかげ様でお祭を満喫することができました

アポストル祭前夜の花火

前夜祭の24日深夜は光と花火のショー。
旧市街のど真ん中で花火が上がり・・・本当に川も池も何もない町のど真ん中や大聖堂の壁面(!)から仕掛け花火や打ち上げ花火が上がります・・・日本では絶対に見ることができない迫力の光景。
カラフルな花火と共に華やかに25日の幕開けを祝います。

明けて25日は祭り本番。 アポストル祭大ミサの様子
国王両陛下を迎えて、大ミサは一層盛大に執り行われます。
混声の聖歌隊や菅弦楽器とパイプオルガンの共演…そして、いつも以上に高く高く振られるボタフメイロ(吊り香炉)。
全てが神々しさに満ちたひと時でした。

ミサの後、国王両陛下は祭壇を抜けて中世のヤコブ像に抱きついてご挨拶を。私たちは、この聖年のみに開かれる「免罪の門」をくぐってヤコブ様に会いに行きます。
この免罪の門が大行列!
さすが祭本番というところでしょうか。
2時間ちょっと待ってようやく順番が回ってきたのは閉門直前。
門をくぐる以前に、その機会が与えられたことに、思わず歓喜の声が上がりました。

世界中から訪れた人々の熱気と、神々しさ。
何度も訪れたサンティアゴで、今までにないエネルギーをもらえた気がします。
(山岸)

>北スペインの旅はこちら
こちらでボタフメイロの動画も公開中です。

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