アマゾンの風に吹かれて(ブラジル)
昨日に引き続き本日も「謎の空中都市、マチュピチュと南米大紀行 18日間」の添乗レポートをお送り致します。本日のテーマは「アマゾン」。アマゾンは年間を通し気温が高く湿気が高い場所。アマゾン川クルーズの基点となるブラジルのマナウス空港に降り立つと、ムワッとした湿気を含んだ空気が私たちを出迎えてくれました。
そしていざボートに乗りこみアマゾン川クルーズへ出発。乗って数分たつと、ネグロ川とソリモンエス川が合流する地点に到着。ここは2つの川の色がはっきりとわかれているという不思議な場所。川が合流すると混じってしまいそうなイメージがありますが、ここは流れる速さや、温度、水質などが異なるため、2つの川が混ざり合わずに流れていくのです。黒いネグロ川とカフェオレ色のソリモンエス川がはっきりとわかれる境にコインを投げると願いがかなうという言い伝えもあり、コインをえいっと投げられた方も。
そしてさらに進むと見えてきたのは水上に浮かぶいかだハウス。ぷかぷか浮かぶいかだハウスは自由に移動できるため引越しも楽々です。そしていかだハウスを利用したレストランで昼食。アマゾンでとれた魚料理と、ガイドさん一押しのパイナップル。アマゾンのパイナップルはとても甘く、ジューシー。芯までしっかりと甘く果汁たっぷりのパイナップルは皆様に大好評でした。
午後は小さなボートに分乗し、いざジャングルへ。通常乾季には水深が浅くなり、ボート で入れないジャングルに、この雨期明けの水深が深い時期だとボートですいすい入っていくことが可能です。奥へ奥へと進んでいくと現れたのはサマウマの大木。この辺りで最も古く、大きいといわれるサマウマは樹齢400年。迫力満点です。そしてその後はピラニア釣りへ。牛肉をさおの先につけ、水面をパシャパシャたたいてピラニアを待ちます。大漁というわけにはいきませんでしたが、何名様か立派なピラニアを吊り上げ、その後からあげにしていただきました。
そして帰る頃には夕暮れ。日が落ちてすっかり暗くなってからは、夜空に南十字星が輝いていました。そんな中ガイドさんが開拓移民としてこの地にやってきた当時の話をしてくれました。移民としてやってきた当時はアマゾンのジャングルには何も無く、相当の苦労があったそうです。印象的な話に耳を傾けているうちにアマゾン川沿いのホテルへ到着し、クルーズも終了。アマゾンをたっぷり楽しんだ1日となりました。(川井)
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