2010年9月 1日 (水)

雪頓節で大盛り上がり!チベットにて(中国)

Hitobito 先日「西安・敦煌と青海チベット鉄道の旅 10日間」より帰国しました。旅行全体を通してお天気に恵まれ、青空の下観光をお楽しみ頂くことができました。湿度の高い日本の夏とは異なり、現地は非常に空気が乾燥しています。そのため日陰に入ると涼しく感じられ、風も気持ちよかったです。

 さて、今回のツアーの目玉の一つはチベットのラサで迎える「雪頓節(しょとんせつ)」です。日本ではまだ聞きなれない方もいらっしゃるかと思いますが、チベットの方々にとって雪頓節は最大のお祭りです。雪(しょ)はヨーグルト、頓(とん)は食べるという意味。昔、厳しい修行を終えたお坊さんたちに、村人たちがヨーグルトを施したことが起源だと言われています。この雪頓節の日には、ラサのデプン寺でタンカといわれる仏画が夜明けと共に開帳され、沢山の信者が訪れます。

Tanka 私たちのグループもまだ夜が明けない暗い中ホテルを出発。三輪車のタクシーもこの日だけの早朝営業をしており、夜明け前というのに会場のデプン寺付近は大勢の人で賑わっています。所々で線香が焚かれ、白い煙が立ち上っている中、私たちも現地の方々に混じってタンカ台のある岩山を一歩一歩ゆっくりと登っていきます。急な登り坂もあり大変なところもありましたが、何とか登り切る頃には夜も明け、辺りも大分明るくなっていました。
 その場に腰掛け、御開帳を待ちます。御開帳の瞬間を見ようと下のほうから信者や観光客がどんどん押し寄せてきます。岩山は沢山の人・人・人で埋め尽くされ、岩肌が見えないくらいです。ラサの人口は約40万人と言われていますが、その半数は本日の御開帳を見る為にこのデプン寺に来るといわれています。その数に沢山の観光客と報道陣等が加わり、会場は熱気で溢れていました。そして8時過ぎ、待ちに待ったタンカの御開帳。ワーッと歓声が上がると同時に、黄色いカバーがするすると外され、お釈迦様の描かれた色鮮やかな巨大タンカが現れました。タンカに向かい、大勢の人がより傍に近づこうと波のように押し寄せていきます。また、「カタ」といわれる白く細長い布をタンカに向かって投げる人々も沢山。カタがうまくタンカのお釈迦様の手の部分にのると、その日1日いいことがあるといわれているそうです。
 チベットの人々にとって一年のうち、最も大事なお祭りである雪頓節。この日にしか感じることのできない熱気とパワー、そして人々の篤い信仰心を体で感じた1日となりました。(川井)

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