2010年9月 3日 (金)

一流の芸術家が勢揃い、ザルツブルグ音楽祭

本日も、昨日に引き続き「ザルツブルグ音楽祭とヴェローナ野外オペラ」のツアーのお話です。
イタリアのヴェローナを後にした私たちは、ヨーロッパアルプスを望めるドロミテ街道やグ

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ロースグロックナー山岳道路、湖水地方のザルツカンマーグートといった風光明媚な所に立ち寄りながら、オーストリアのザルツブルグへと向かいました。モーツァルトが生まれ音楽の都として名高いザルツブルグでは、2日間に渡りザルツブルグ音楽祭の演目を楽しんできました。
ザルツブルグ音楽祭はトップクラスの芸術家が揃い、オペラやコンサートが開催され、世界中から音楽ファンが集まってきます。私たちがまず鑑賞したのはモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」。夜に祝祭劇場のモーツァルト・ハウスで行

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われました。フォーマルのロングドレスの女性やタキシードできめた男性も多く、夜の公演はとても華やかな雰囲気です。ザルツブルグ音楽祭のオペラはモダンな演出になっていることが多いということですが、「ドン・ジョヴァンニ」もそうでした。コスチュームは現代の私たちでも普段着られそうな洋服。舞台には木々が生い茂る森が表され、その森が舞台の上でくるくると回る場面展開でした。

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もう一つ私たちが鑑賞したのは、祝祭大劇場で行われたロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフのオラトリオ「イワン雷帝」でした。こちらは昼間の公演でしたので、少しカジュアルな雰囲気。演奏はウィーン・フィル、指揮はリッカルド・ムーティ氏と一流の面々。研ぎ澄まされたようなウィーン・フィルの演奏、69歳とは思えない鮮やかな指揮ぶりでかっこいいムーティ氏。ウィーン国立歌劇場合唱団のコーラスの表現力は豊かで、イワン雷帝役の語りを務めたフランスの俳優ジェラール・ドパルデュー氏の迫力もすごく、歌詞や語りはロシア

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語ですが場面ごとの情景がよく伝わってきました。オラトリオの「イワン雷帝」は私自身聴き慣れない曲目でしたが、ハイレベルな出演者たちが作り出した一つの作品の素晴らしさにただただ感動してしまいました。公演後、送迎のバスを祝祭劇場の前で待っていると、ジェラール・ドパルデュー氏とムーティ氏がそれぞれ車で会場を出て行くところに遭遇し、感動をくれてありがとう!と思わず心の中で呟きながら見送りました。
ザルツブルグ音楽祭で感動をもらったことは、日本に帰国した後も、この夏の元気の源になっています。(武石)

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