2010年9月27日 (月)

春の西オーストラリアの大地を彩るワイルドフラワー

「西オーストラリア国立公園物語」のツアーより帰国しました。南半球であるオーストラリアの9月は春の真っ最中。西オーストラリアではワイルドフラワーが咲き乱れる季節です。ワイルドフラワーは様々な自然環境に自生する野生の花ですが、西オーストラリアでは1万2000種ものワイルドフラワーが大地を彩ります。

Everlasting_daisy_2

オーストラリア大陸は他の大陸から孤立した環境で独自の進化を遂げたため、植物もユニーク。西オーストラリアのワイルドフラワーも例外ではなく、1万2000種のうち約8割が固有種だそうです。花が咲いている所を散策して、本当に様々な色、形の花々と出会いました。
ワイルドフラワーは、バスで移動していてすぐ道端に咲いている場合もありますが、バスから降りて道路より奥に進んで歩いてみてこそ出会える魅力的な花々も沢山あります。

Cowslip_orchid

そして植物という自然相手ですから、情報収集も大切です。先に出発したツアーより事前に花の開花情報は得てはいるものの、今どこでどんなワイルドフラワーが咲いているか、地元の人やインフォメーションセンターなどで手に入る旬な情報が、より多くの花を見つける上で大変役立ちます。中でも必ず見付けたかったのが、リース・レシュノルティアという花です。 乱獲のため今は僅かにしか存在しない希少種で、パースの北の方を走るムレワ・ウービンロード周辺でしか見ることができません。このリース・レシュノルティアはリース・フラワーとも呼ばれ、株がリング状に広がり、その周辺に花をつけるので、花のリースのような形になります。

ムレワ・ウービンロードを走る日は、他のワイルドフラワー・ウォッチングをしながらも、とにかくリース・レシュノルティアを探しました。ここを逃すと、もう他の場所では見ることが難しいのですから。まずは、ホテルのスタッフにここなら咲いているかも・・・と教えられた場所へ行ってみましたが、見付かりませんでした。

Wreath_lechenaultia_3

さらに移動し途中で立ち寄ったインフォメーションセンターでは年配のご夫婦らしきお2人が親切に教えて下さり、いざリース・レシュノルティアが咲いているだろう場所へ。“リース・フラワー”と書かれた看板を確認し、脇道にそれて進むと、前方に地面を見ている人々の姿が!ありました、リース・レシュノルティアが!皆で歓声をあげてバスから降り、夢中で写真を撮ったり観察したりしました。ピンクと白の花がリースの形に咲いている姿はなんとも可愛らしく、見れば見るほど不思議でした。

Fringe_lily

このリース・レシュノルティア以外にも出会ったワイルドフラワーはたくさんあり、数え切れません。バスから道路沿いに咲いている花々を眺めているだけでは、前に見た花と同じように見えても、バスから降りて近くから観察すると花びらや葉っぱの形・大きさなどは本当に様々。フラワーウォッチングをする度に違う花を見ることが多かった程、種類が豊富で、ワイルドフラワーのユニークさには驚かされるばかりでした。(武石)

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