長旅の末に得た感動~ブラジル・ベネズエラ~
南米二大自然紀行より帰国。乾季のブラジルと雨季のベネズエラでは、今注目の『奇跡の白砂漠』レンソイスと『失われた世界』の舞台となった魔境ギアナ高地の2つのハイライトへご案内!レンソイスの遊覧飛行では上空から砂漠の広大さ(東京23区の2倍または岩手県の面積)を感じて頂きましたが、残念な事に今年は雨が少なかったせいもあり、エメラルドグリーンのラグーンもちょっと鮮やかさに欠けていました。
ですが、地上観光では問題なし!ブルーラグーンもフィッシュラグーンも近づいてみると、鮮やかな青を輝かせており、白い砂漠と青いラグーンの美しいコラボレーションをお楽しみ頂けました。それに夕焼けの赤色も加わり、大自然の美しさに感動の瞬間でした。
4日間のブラジル滞在の後、訪れたのはベネズエラにある最後の秘境ギアナ高地。ギアナ高地は20億年前のものと言われ、かつて地球が一つの大陸で出来ていた時代まで遡ります。ギアナ高地は大陸の軸となり、大陸分裂の時も移動することなく留まって今に残る大地なのです。かの有名な作家コナン・ドイルの小説『失われた世界』で紹介されたことによって、世界的に大注目される場所となりました。恐竜が走り抜けていきそうな大地にはテプイと呼ばれるテーブルマウンテンが100以上もあります。オプショナルではありますが、ヘリコプターの遊覧飛行では上からのサバンナの景色と東京ドーム6000個分の広さがあるロライマ山に上陸成功!奇形な岩がいくつも存在し、地上とはまったく違う異世界が広がっており、テプイの上にしかいない生物や植物を見ることが出来たりと、参加された皆様も大満足でした。
サバンナの北に目を向けるとアウヤンテプイ(悪魔の山)があり、そこには世界最大の落差を誇るエンジェル・フォールが流れ落ちています。今回は雨季で水量もある為、チュルン川をのぼりラトンシート島までご案内し、そこからさらにジャングルの中を歩いて、頭上にエンジェルフォールが見ることが出来る展望台までご案内しました。日本から南米までの道のりも遠いですが、エンジェルフォールまでの道のりも容易なものではありません。数時間ボートに乗って川をのぼり、そして1時間半にも及ぶジャングルウォーク…さすが「最後の秘境」です。全員で展望台に到着した時は、今までの疲れも吹き飛ばされ感動も一入。長い冒険を終え、エンジェルフォールを見上げる皆様の満足げな表情は、今でも鮮明に思い出されます。 地球の裏側へ旅して満喫した大自然は、言葉にならない程の感動を与えてくれました。(内野)
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