復活!赤いトカゲ「レザールージュ」(チュニジア)
昨年9月ごろ大洪水によるがけ崩れで線路が崩壊し、復旧工事により運行中止になっていた観光列車レザールージュも6月に再開され、今回無事乗車することができました。レザールージュとは「赤いトカゲ」を意味し、車両も赤く塗られています。これらの列車はオスマン帝国時代のお召し列車として使われていた古い車両を用いています。もともとはリン鉱石運搬用の路線ですが、その沿線はセルジャ渓谷の中を通り、周りの景色もすばらしいので、チュニジア観光のハイライトの1つでもあります。路線はメトラウィ駅からセルジャ駅まで片道わずか16㎞ですが、2時間弱かけて往復します。その間2回景色の美しいところで停車し、お客さんは列車を降りて写真を撮ることができます。今回私自身も復旧後初めて乗りましたが、去年の大雨の爪跡(流された線路など)は多少あったものの、赤い山肌と、ナツメヤシの木々、渓流等、すばらしい峡谷美は以前のままでした。
今まで、チュニジアに行こうと思っていてもレザールージュが運休では・・・、ということで旅行を控えていた方もいらっしゃるかと思いますが、大変お待たせ致しました!もう何も迷う必要はないと思います。(斉藤信)
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