マルチーズ猫たち(マルタ共和国)
先日「のんびりマルタとチュニス」の旅より帰国しました。
チュニジアの首都チュニスや、古代史に燦然と名を残すカルタゴの遺跡、青と白のシディ・ブ・サイドなどを見学し、後半はマルタ島・ゴゾ島を巡りました。
チュニスとマルタの中心部に連泊し、ゆったりとした日程の9日間でした。
今回の出発日では、マルタの新しい伝統(今年で7回目)のミリタリータトゥーの見学もしてきました。
ミリタリータトゥーといえば英国のものが人気ですが、さすが元英連邦マルタ。
2晩に渡るお祭は今年も大盛況でした。
マルタの軍楽隊や警察楽隊に加え、英国の楽隊も来ていて花を添えました。
明るい曲が多く、ポップやクラシックも取り入れた選曲、一糸乱れぬ動きは見ていて感嘆の声が思わず漏れるほど。
隣を見れば、横に座っていたマルタの人々は、出演している家族や友人を応援しているようで、家族愛・郷土愛の強いマルタ人らしい一面を間近で見ることも出来ました。
さて、以前このブログでマルタと周辺の国々(特にアラブ)からの影響をご紹介しましたので、今回はマルチーズのお話をしたいと思います。
マルチーズとは「マルタの」という意味で、ジャポーネゼとかナポリターノとかジェノベーゼというのと同じように、マルタの、マルタ人、マルタ語、マルタ風…といった言葉です。
日本で、マルチーズといえば白いふわふわしたあの犬ですね。
古代、フェニキア人にマルタ島で品種が確定したと言われていますが、定かではないそうです。
現在のマルタでは、実はあまりマルチーズ犬は見かけません。
今回のツアーでも、一度ちらりと車窓に見かけたくらいで、どこもかしこもマルチーズ犬だらけというわけではないようです。
代わりに、といいますか、マルタで犬よりも頻繁に見かけるのが(のら)猫です。
1年を通して気候も温暖、人々も穏やかなせいか、ぬくぬくのびのびと野良猫たちも暮らしていける様子です。
レストランや港に出入りし、観光客や地元の人に餌をもらい暮らしているので、人間に対する警戒心もなく、悠然とした姿が印象的です。
街でも遺跡でも、ふと気がつくと視界の端に猫がいて、また気がつくといなくなっている、そんな風に自由気ままに歩き回っています。
また、マルタの生猫もいいのですが、同じく日本の方に人気があるのが「猫バス」ことボンネットタイプのおんぼろ(失礼!)バスです。
マルタとゴゾをカバーする市民の足、路線バスの車体なのですが、みんなバラバラで、特にこのボンネットタイプが映画「となりのトトロ」のバスを彷彿とさせるため、日本人とイギリス人に人気があるそうです。
首都ヴァレッタのバスターミナルにはたくさんのバスがひしめき合っていて、車ファンでなくても思わずシャッターを切ってしまいます。
写真右に写っているのが、かわいい!と人気の「ねこバス」ですが、最近では、左のような近代的な電光掲示板搭載のピカピカのバスも見かけるようになってきました。
話によると、将来的には路線バス全てを新しい車に変える計画なのだそうです。
快適に冷房が効いたバスも魅力的ではありますが、がたごと走るかわいいまあるいバスがいなくなってしまうのかなあと思うと、寂しい気持ちもします。
(山岸)
>マルタの旅はこちら
>マルタってどんなとこ?マルタの紹介はこちら
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