2010年10月 8日 (金)

車窓から眺める、大規模な黄葉~シベリア鉄道~

美しい黄葉と青空

先日、「神秘のバイカル湖とシベリア鉄道8日間」のツアーから帰国致しました。ご存知の通り、シベリア鉄道と言えば、地球一周の1/4もの距離を走る世界最長の鉄道です。今回のツアーのメインもやはりシベリア鉄道への乗車。途中で下車しながら車中3泊4日の日程で、バイカル湖で有名なイルクーツク~極東地域最大の都市ハバロフスク、そしてハバロフスク~シベリア鉄道の終着点ウラジオストクまで乗車致しました。今年のロシアは猛暑と言われていましたが、我々が現地に到着した頃は、すっかり秋らしい風景が広がっておりました。 今回はモスクワやサンクトペテルブルグなど西ロシアではなく、日本からたった2時間のフライトで到着する、いわゆる極東と呼ばれる地域で、欧州の中心であった西ロシアで見られるような芸術や文化に彩られた華やかさは少ないものの、西ロシアにはない大自然を満喫できる旅になりました。シベリアといえば寒く、植物もあまり生息していない地域とイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、社会の教科書に登場するタイガと白樺が見渡す限りに広がっています。そんな植物たちが魅せてくれる秋らしい姿は、列車でいくら進めど決して途切れること幻想的な風景でした。日本でも黄葉が見られる白樺ですが、シベリアの黄葉は規模で別格です。広大な国土を誇るロシアならではの、まさに絵の具をこぼしたような美しい黄葉が広がり、タイガの緑とともにシベリアの大地に彩りを添えていました。シベリア鉄道内では、それぞれコンパートメントに分かれていて、その前には窓が設置されており、お客様はお部屋でゆったりとお過ごし頂きながら、車窓もお楽しみ頂けました。

車窓以外の楽しみは、勿論思い思いのお時間を過ごして頂くのが一番なのですが、現地の方々との交流も楽しいものです。シベリア鉄道は海外からの観光客だけではなく地元の方々も乗車しています。今回、我々の隣の車両には、小さな子供を連れた家族連れがたくさん乗車していました。こちらが手を振れば、屈託のない笑顔で返してくれたり、お母さんに了承を得てあげた日本のお菓子には「スパシーバ(ありがとう)」と大きな声。そのかわいさに思わずお客様も交えて撮影会が始まったりもしました。身振り手振りで、地図を広げながら、どこまで行くの?どこから来たの?何人?と矢継ぎ早に質問をしてくるおじさん達。3泊一緒にいるだけなのに、シベリア鉄道に乗っている乗客みんなが家族のように思えてくるから不思議です。

シベリア鉄道

これからシベリアには長く厳しい冬がやってきます。しかし、冬が終われば、また花咲く春、そして緑美しい夏、黄葉美しい秋とシベリア鉄道の車窓からは、悠久なる大自然の営みが鑑賞できます。大陸横断シベリア鉄道、大いなる浪漫とともに美しい車窓を眺めにお出かけ下さい。 (吉村)

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