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2010年12月

2010年12月30日 (木)

エジプトは自然の賜物

Oasis

先日『エジプト大周遊~古代遺跡と白砂漠・黒砂漠~12日間』の添乗より帰国しました。
首都のカイロを基点にルクソール、南エジプト、地中海の望む街アレキサンドリア、そして最近注目を浴びはじめている西方砂漠にまで足を延ばすコースです。
エジプトはその国土の80%以上が砂漠地帯であり、南から北へと流れるナイル河に沿って人々が暮らしています。それは5000年前からずっと変わらず。
ナイル河沿いに点在する巨大な神殿の柱はナイル河の流れを利用して運んだそうです。また、コムオンボ神殿にはナイル河の水位を測るための「ナイルメーター」と呼ばれる井戸が残っており、水位の増減によって作物の収穫を予測できたそうです。そして、ファラオ(王)が死後、天空の世界へと向かう際に利用した乗り物はやはり河を渡るための船でした。歴史家の父ヘロドトスが「エジプトはナイルの賜物」と著したことも、なるほどと頷けます。

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2010年12月29日 (水)

はるか、パイネの山々へ

 アルゼンチンとチリの最南端に広がる魅惑の地、パタゴニアをご存じですか。成田空港

Mate_te

から、待ち時間も含めると総計37時間もの大移動を要するこの「世界の果て」の地は、「それ、どこの国?」なんて聞かれてしまうこともしばしば。ブエノスアイレスより南極の方が近いという、この自然の大地で経験する迫力の氷河や峻嶮の山々は、単なる観光というレベルを超えて、自分の中にその自然が刻まれるような、感動の体験です。そんなパタゴニア紀行の中から、旅のハイライトでもある、パイネの山々での体験をご紹介しましょう。

Paine_hiking

 アルゼンチンのカラファテの街を出た私たちは、ひたすらに国道40号線を南下、チリのパイネへと向かいます。「パン・アメリカン・ハイウェイ」とも呼ばれるこの道は、なんと、北はアラスカまでつながる一本道で、この広大なるアメリカ大陸を縦断する道として知られます。
 車内では、ガイドのセバスチャンさんから、アルゼンチン名物の「マテ茶」講座。満を持して彼が「マテ茶専門リュック」から取り出したものは、お茶の葉と水筒は言わずもがな、目を見張るほどに多様な材質のマテ・カップ。元祖・かぼちゃ素材から、革のコーティングがされたもの、竹の筒から牛の角に至るまで、色も形も正に様々。アルゼンチンの国民的飲料であるマテ茶は、通称「飲むサラダ」と呼ばれ、ビタミン、ミネラル、繊維質がたっぷり入ったその豊富な栄養分が魅力です。日本人の10倍以上も肉食のアルゼンチン人の多くは、旅行中だろうがドライブ中だろうが、ひっきりなしにマテ茶を飲み続けます。かくしてドライバーのホアンさんも、ごくりごくり。
 ちなみに、マテ茶人は、お湯や茶葉の量、味の濃さなどを配慮しながら順番に客人にサーブするのですが、一方で、この茶の出され方には、ある「隠されたメッセージ」があるというのも通には知られた話。いわく、苦いものは、相手への苦々しい気持ち、甘ければ「友達でいよう」、さらに甘いマテは「両親に会って」という意味。一方で、冷たいマテは「あなたなんてどうでもいいわ!」であり、コーヒー割りは「許してあげる」、あるいは、熱々のマテは「私の愛もこれくらい熱いの!」というラテン的情熱の表明なのです。車内では、皆様この苦くありつつも、どこかクセになりそうな不思議な飲料を思い思いに味わってらっしゃいました。おみやげにも、旅のこぼれ話にも最適なマテ茶、手に入れてみてはいかがでしょうか。

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2010年12月28日 (火)

いざ、世界のてっぺんへ!

 先日「ネパール2大遊覧飛行とヒマラヤ眺望ホテル 10日間」の添乗より帰国致しました。「神々の領域」と呼ばれるヒマラヤ山系。私たち人間が踏み込むことのできないその頂は、太陽の光を浴び、ダイヤモンドを散りばめたように輝いて、私たちの前に悠然と据えられていました。世界に14座ある8000メートル級の山々は、すべてがヒマラヤ山系に

Nepal3

集まり、そのうちの8座が今回の舞台ネパールにあるのです。
 このツアーの醍醐味はツアータイトルにもあるとおり、アンナプルナとエベレストの2回の遊覧飛行です。日本でも同じですが、山々を拝むためには良好なお天気運が必要不可欠。お天気に恵まれたハイキングは勿論ですが、やはりお客様が一番に期待していること、それはなんと言っても世界最高峰であるエベレストの雄姿を拝むことでした。私たちはエベレスト遊覧飛行が無事に飛ぶと決まるその瞬間まで、神にも縋る思いで澄んだ空気と太陽を待ち望んでいました。
 

Nepal1

エベレスト遊覧飛行の当日、今にもこぼれ落ちそうな満天の星空のもと、私たちは空港へ向かいました。「今日はこんなに空気が澄んでるから、きっと飛べるよね!」そんな会話がバスで飛び交う中、運航状況を確認しに行きました。すると「もう一つの非常用の空港周辺に霧がかかっているから、もう少し様子を見たい。」との返事が。「ちゃんと飛ぶかなぁ」と不安な空気が立ち込めたものの、その一時間後、エベレスト遊覧飛行は決行とのアナウンスが流れ、ホッと安堵しました。でも、この先が一番大切なのです。「ここまで来たら、“神々の住むエベレストの頂上”が見たい!」そんな気持ちが膨らんでいき、私たちを乗せた機体はカトマンドゥの上空へと飛び立ちました。

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2010年12月27日 (月)

『雪景色の町はまるでブリューゲルの世界』

Yukikeshikiblogtemplate12月5日発「ドレスデンとベルリンの休日8日間」の添乗より戻りました。旧東ドイツのメインともいえる二都市の滞在とその移動区間にある観光名所を巡る短い日数でドイツの素晴らしいところを見ることができるコースです。
今回は、出発前までニュースでは欧州に到来した大寒波でマイナス10℃との気温を聞いていたので、しっかりとした暖かい服を用意して行きました。

現地滞在中は、運よく大寒波が和らいでいたときで、平均0℃の日々を送り非常に過ごしやすかったです。欧州は乾燥していて、毎日の温度に変化が大きくなかったので、雪が溶けずべたつかず前日降り積もった雪が翌日もサラサラした状態で、歩くのにも思っていたより楽だったこともひとつの発見でした。今回のツアー中で最も心に残ったことはまさに“雪景色”でした。中世の町並みを残すドレスデンでは、黒ずんだ古い石灰岩の建物とそれに積もる粉雪の白さとのコントラストが絶妙な味わいをだし、美しい絵画の世界が目の前に広がっているようでした。また雪があることで、空を見ればどんより曇り空なのに、不思議と明るい感じがしました。それは恐らく、曇り空とはいえ、若干の太陽光が地面の雪に反射して明るくしていたのではないでしょうか。
普段でも中世の美しい町並みに魅了させられる古都が雪化粧を施したことで、こんなにも雰囲気と印象がかわり、メルヘンチックな光景を増幅させるものなのかと驚かされました。

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2010年12月24日 (金)

仏教発祥の地、インドで見た仏教建築の起源

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 先日、「インド悠久文明の旅 13日間」より帰国しました。北西インドを代表するアジャンタ石窟寺院やタージマハルなど合計13の世界遺産を巡り、インドの列車に乗車したり、ガンジス川での沐浴を見学したりと、遺跡だけではなくインドの慣習や文化を肌に感じた13日間でした。
 インドは現在、人口の約72%がヒンドゥー教を信仰していますが、約2500年前にゴータマ・シッダルタが悟りを開いた仏教発祥の地でもあることはあまりにも有名です。現在、仏教徒は人口の約2%以下になってしまいましたが、インドには多くの保存状態の良い仏教遺跡が点在しています。その中でも1番印象に残ったのは、仏教の開祖、釈迦(仏陀)の遺灰を祀るストゥーパ(仏塔)です。仏陀の入滅後、遺灰はいくつかに分けられていましたが、インド全土を支配したマウリア朝第3代アショーカ王は仏教を手厚く保護し、全土に広めようとしました。遺灰は8万4千に分けて、各地に置き、信仰の中心となるようにしました。仏塔の前に立つとここに8万4千分の1の遺灰が納められていると思うと溜息がでます。  ストゥーパと言えば、アショーカ王が建てたサーンチーの大ストゥーパや釈迦が初めて説法を行ったとされるサールナートのものが有名ですが、興味深いのはアジャンタ石窟寺院に残っているストゥーパです。1819年にイギリスの将校によって発見されるまで、忘れられていたミステリアスな遺跡です。今では観光客で賑わっていますが、ワゴーラー川沿いに建てられたアジャンタ。目をつぶると文明を避けて、山奥で修行をしていた僧侶の姿が目に浮かびます。

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2010年12月22日 (水)

春のペルー・インカの要塞オリャンタイタンボへ

先日、「ペルー、マチュピチュ・ナスカ・チチカカ湖と聖なる谷」のツアーより帰国いたしました。南半球にあるペルーは、日本とは季節が反対ですので、訪れた時には、春の時期でした。
002  さて、ペルーと言えば、最も訪れてみたい世界遺産と言われている“幻の都・マチュピチュ”だと思いますが、本日は少し離れて、インカ時代の要塞跡オリャンタイタンボ遺跡をご紹介いたします。
 この場所は、標高約2800m、マチュピチュへ向かう列車へ乗り込む駅のすぐ近くに位置しています。
 バスを降りて入口をくぐると、目の前に現れた階段状の遺跡。一説には、インカの人々の家畜として、また捧げものとしても重宝されていたアルパカの形をしているとか。かなりの想像力を必要とします。

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2010年12月21日 (火)

お邪魔します。動物達の楽園へ(ケニア・タンザニア)

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先日、「タンザニア・サファリとキリマンジャロ 9日間」の添乗より戻りました。12月と言えども気温は25~27℃と日本の真夏並み。アフリカの大地に太陽がさんさんと降り注ぎ、人々の笑顔をより輝かせているように感じました。まだジャカランダも少し咲いていて、至る所で紫色の花、ブーゲンビリアのビビッドピンク、淡いオレンジ色など多くのカラフルな花が街を彩り、サファリ以外にも車窓からの景色が見逃せない9日間となりました。

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2010年12月20日 (月)

なぜ人気?「リビア!いいよねぇ~!」といわれる訳

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この度「リビアの神髄 10日間」より帰国しました。
リビアと聞いて、皆様がイメージするものは何でしょう?カダフィ大佐?ローマ遺跡?地中海?砂漠?あまりご存知ない方にリビアの話をすると「どこにあるの?」「治安大丈夫なの?」とか「水は?」と、不安でいっぱいといった質問をうけます。
ところが、弊社添乗員にリビアの話をすると決まってみんな「リビアいいよねぇ~!」とため息まじりの声が出るのです。そのような声はツアーにご参加されたお客様からもよく聞こえてきます。

リビアは北アフリカに位置するイスラム教徒の国です。地中海を望むローマ遺跡、レプティス・マグナは見応え十分。国土の9割を占める砂漠も素晴らしく、満天の星の下で過ごした砂漠の夜の感動は忘れる事が出来ません。そんな素晴らしい観光に「ある物」が加わる事によって「いいよねぇ~!」が飛び出すのです。この「○○いいよねぇ~!」は他にも「イランいいよねぇ~!」や「ミャンマーいいよねぇ~!」など。これらの国に行った事のあるお客様でしたらすぐにお気づきでしょう。
そう、人気の理由は「地元の人」にあるのです。

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2010年12月17日 (金)

イメージを覆す、豊饒の大地バングラデシュ

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先日、「アジアの知られざる秘境、ブータン・バングラデシュ・ダージリン(インド)16日間」のツアーから帰国しました。
バスでいくつもの峠を越え、川を渡り、さらに陸路国境を越えながら、アジアの秘境3カ国を巡る、エキサイティングなツアーです。
山間の谷間で細々と農業を営み、伝統文化の保持、そして近代化という相反する狭間で揺れ動くブータン。元シッキム王国のチベット仏教寺院が点在し、英国植民地の名残りが息づくインド・ダージリン。そして人々に恵みをもたらす豊かな大地が広がるバングラデシュ。3ヶ国を同時に訪れることにより、これらの国々の民族や生活文化の違いなどを肌で実感することができます。
また、陸路国境を越えながらの旅は、国境を越えてゆく人々の往来を眺めたり、国境という名のゲートをくぐっただけでガラリと雰囲気が変わる不思議な体験をしたり、刻々と変化する車窓の景色も見飽きることはありません。

私が今回の旅で最も強烈な印象を受けたのがバングラデシュでした。

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2010年12月16日 (木)

美しきシチリアと古代遺跡ポンペイ

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先日、「南イタリアとシチリア島10日間」より帰国致しました。旅の前半はお天気に恵まれ、アグリジェント遺跡に残るコンコルディア神殿が、シチリア島の青い空と海に良く映えていました。シチリアで特におすすめなのは、パラティーナ礼拝堂とモンレアーレ大聖堂です。アダムとイブ・ノアの箱舟・バベルの塔・アブラハムとイサク・キリストが起こした数々の奇跡など、誰もが知る旧約聖書に登場するストーリーが、まるで絵本のように聖堂内部の壁一面に、金のガラスモザイクを使って描かれているのです。両者のうち壁画面積が大きいのはモンレアーレ大聖堂なのですが、パラティーナ礼拝堂は3年ほど前に修復工事を終えたばかりなので、埃が取り払われてより一層輝きを増しているように見えました。

シチリアに後ろ髪を引かれ、車内ではシチリアの村が舞台のオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の美しい間奏曲を聴きながらメッシーナ海峡をフェリーで渡り、イタリア本土に移動しました。その中で、今回は火山の噴火で埋もれた街、ポンペイを紹介したいと思います。ちょうど、私たちのツアーが出発する10日前に上智大学教授の豊田浩志氏を講師にお招きして、「シチリア島と古代ローマの世界」と題した講演会がありました。その冒頭、「最新の情報によると、雨の影響でポンペイ遺跡の一部が崩壊してしまった。」とのお話がありました。通常の観光ルート以外の場所とのことで、私たちの見学には問題がないだろうかと少し不安もよぎりましたが、問題なく入場することができました。

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2010年12月15日 (水)

スペインのタコはなぜやわらかい?

_template_2先日、「北スペイン・ポルトガル紀行10日間」より帰国致しました。
北スペインでのハイライトは、ガリシア地方のサンティアゴ・デ・コンポステラです。
ここは、9世紀にキリストの12人の弟子の一人、大ヤコブの遺骸が発見されたとされ、エルサレム、ヴァチカンと並ぶキリスト教の三大聖地の一つとなっています。
ヤコブの遺骸が発見された日とされる7月25日が日曜だったことから、その日が同様に日曜となる日が聖年とされます。
そして今年2010年はその聖年にあたるのです!聖年にお参りをすると通常の年の何倍もご利益があると言われ、沢山の人が巡礼に訪れます。現地のガイドさんに聞いたら、今年は例年の8倍の人がこの地を訪れているそうです。聖年の目玉は免罪の門とボタフメイロ(大香炉)です。免罪の門は聖年のみ開く大聖堂の門で、それをくぐれば今までの罪が帳消しになるという素晴らしき門です。
これは聖年の前の年の大晦日の夜に外から特別な小槌で「コンコン」と叩くのを合図に開けられ、ちょうど一年後に次の聖年まで閉じられます。

また、ボタフメイロ(大香炉)はミサの最後に天井から吊らしたロープに繋がれ、聖堂の中で大きく振られます。この大香炉は聖年でなくても毎年の7月25日のアポストル祭と呼ばれる祭りでも振られますが、聖年には大きなミサが多いため、振られることが多いです。
私達が見学をした日は、偶然にも日本人の宗教団体がミサに参加しており、代表の方がミサの最中に日本語で言葉を述べていました。そしてミサの終わりに大香炉が振られました。ダイナミックに大聖堂の中を揺れる大香炉と、それをロープでひっぱって動かす聖職者の方々の姿は圧巻でした。Botafmairo_2

  さて、大祭年のためいつもより長めの前置きでしたが、本日は旅の楽しみの一つ、食事の話を致しましょう。
北スペインの西端にあるガリシア地方は大西洋に面しているため、伝統料理であるガリシア料理には沢山の種類の海産物が使われます。サンティアゴ巡礼路のシンボルでもあるホタテ貝、メルルーサという白身魚、ムール貝、細長いマテ貝、亀の手と呼ばれるエボシ貝、カニ、手長エビ、ロブスターなどあり日本人の口によく合います。

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2010年12月14日 (火)

タートルアン祭でラオス人の篤い信仰心を垣間見た!

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先日、ラオス大周遊10日間の添乗より戻りました。

今回の添乗見聞録では、遷都450周年を迎えた首都のルアンプラバンでの盛大なタートルアン祭の様子と今年から弊社でご案内を開始しましたバンビエンの観光地の様子をレポート致します。

タートルアンとは首都ビエンチャンの中心部から北東へ3km程の所なだらかな丘の上に建つ高さ45mの黄金の仏塔のことです。起源は紀元前3世紀頃に遡ると言われていますが、記録には1566年に当時の王が建築を始めたと残されています。

タートルアン祭は旧暦12月の満月の日にかけて3日間行われるラオス最大級のお祭りで、国内外から僧侶や人々が集まり、タートルアンまでパレードを行ったり、大読経や祈りを捧げたりします。普段は渋滞などしないビエンチャンも人や車でごった返します。

お祭りのプログラムの内、ツアーでご案内したのは、昼間に行われた街の中心の凱旋門からタートルアンまでのパレードと夜ライトアップされたタートルアンの周りをろうそくを持って祈りを捧げるろうそく行列、そして最後にタートルアン祭のハイライト大読経会です。

昼間のパレードでは伝統衣装に身に纏った人々が一斉にタートルアンを目指します。
それぞれお供え物や、お金が飾り付けられたお花を手に持っています。
決して裕福とは言えないラオスの人々なのに、それまで寄進する様子は、ラオスの人々の上座部仏教への敬虔さを感じました。

昼間でも黄金に輝くタートルアンですが、このお祭りの期間は夜ライトアップされます。
辺りが暗い中、黄金色に輝く様子は神々しくさえありました。
皆様とご一緒にろうそくを片手に持ちタートルアンの周りを周ったのは良い思い出です。

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2010年12月13日 (月)

再生する八百万の神々(ニュージーランド)

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先日、「ニュージーランド物語 16日間」のツアーから帰国致しました。弊社ツアーの中でツアータイトルに「物語」とあるコースでは周遊型のコースとなっており、一度でその国の見所を余すことなく見て回れるコースとなっています。
  ニュージーランドは大きく分けて南島、北島に分ける事ができます。南島では白い雪を被ったサザンアルプスの峰の下でトレッキングをしたりニュージーランドを代表する景勝地ミルフォードサウンドでのクルーズ、クライストチャーチやダニーデンなどの都市ではイギリス、スコットランドの植民文化に触れたり、北島では火山活動地帯と先住民族マオリ文化を肌で感じる事ができます。
通常ですと15日間のツアーですが、今回は「神木特別プログラム」という事で一泊増えた16日間のツアーとなりました。

  突然ですが、ニュージーランドを地図で見た時に日本に似てると思った事はありませんか?北島が北海道で南島が本州の形をしていると思いませんか?
島国であるという以外にも似ているところがいくつかあるんです。四季があるという事。火山や温泉、地熱地帯があるという事。今でも深い原生林があるという事。

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2010年12月10日 (金)

ドーハで感じる現在のアラビア(カタール)

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前回、前々回に引き続き、先日添乗した「アラビア六カ国大周遊 18日間」の話の続きです。
最後に、今日は、カタール・ドーハでの話です。

日本人にとってドーハと言えば、やはり「ドーハの悲劇」でしょう。
1993年10月28日、カタールのドーハのアルアリ・スタジアムで行われた日本代表とイラク代表のサッカーのFIFAワールドカップ国際試合の最終予選において、試合終了間際のロスタイムにイラク代表の同点ゴールが入り、日本の予選敗退が決まってしまった事を思い出す方が多いでしょう。
そうです、そのドーハです。

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2010年12月 9日 (木)

サウジアラビアとタバコ好きのガイド

Blogtemplate_well前回に引き続き、先日添乗した「アラビア六カ国大周遊 18日間」の話の続きを致しましょう。今日は、これまで私が出会ったガイドさんの中でもとびっきりおもしろい、サウジアラビアのガイドさんの話です。

オマーンの首都マスカットから飛行機で1時間と少し、サウジアラビアの首都リヤドに到着です。さっそく出迎えてくれたガイドのサッドさんの自己紹介が始まりました。
「皆様は、サウジアラビアという国について、色々なイメージをお持ちかと思います。どんなイメージをお持ちでもけっこうです。けれども、このサウジアラビアで約一週間滞在しお帰りになる際には、できるだけたくさんの発見をお持ち帰り頂ければと思います。皆様の頭の中で何かしら、サウジアラビアに来る前とその後で考えに良い変化が生まれるように頑張りますので、よろしくお願い致します。」そのような趣旨の話でした。

とにかくざっくばらんで陽気な性格なサッドさん。少し私が緊張するようなお客様からの宗教や政治の質問にも何でも率直に答えてくれます。イスラム教って、何ですか? 男尊女卑の風潮はないのですか? 本当にお酒は全くないのですか? 王様は本当に尊敬されているのですか? 部族同士の争いは? 石油が無くなると? 等。
一つ一つの質問に対する返答を全て書くことはできませんから、ここでは私の心に残ったサッドさんの言葉をほんの少しだけ、ご紹介しましょう。

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2010年12月 8日 (水)

アラビアン・ナイトはオマーンで

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先日、「アラビア六カ国大周遊」という18日間に及ぶ大旅行から帰国しました。私は、旅先でのちょっとしたエピソードを通して、その国の魅力を伝えることをこのブログの目的にしていますが、今回訪れた国々ほど「旅の醍醐味」が味わえる地域は無いのではないか、と思うのです。訪れた6カ国それぞれで、思い出深いたくさんの出来事がありましたが、今回は3回に渡って、古き良きアラビアの面影残るオマーンと、イスラムの聖地メッカを抱える大国サウジアラビア、そしてカタールについてご案内致しましょう。

オマーンと聞いて、頭に具体的なイメージが浮かぶ方は稀かもしれません。7カ国あるアラビア半島の国々の中でも、知名度ではサウジアラビアやドバイのあるアラブ首長国連邦、サッカー「ドーハの悲劇」で有名なカタールなどが先行するでしょう。けれども、どこか芳しい香りを放つ「アラビア」という言葉に魅せられたならば、今旅すべきは、前述の国々ではなくオマーンではないか、と私は思うのです。

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2010年12月 7日 (火)

関所を越えて西域へ(中国)

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先日、「敦煌・トルファン・西安」のツアーから帰国しました。シルクロードの出発点、西安からスタートし新疆ウイグル自治区のトルファンまでのシルクロードを辿る旅は、西安で珍しく雨に見舞われましたが他の都市は全て晴天に恵まれ、からっとした秋晴れが気持ちいいお天気でした。また、10月下旬は木々の紅葉も美しく、至る所で橙色、黄色、紅色…特に黄金色のポプラはこの時期しか見られない、絵になる景色でした。

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2010年12月 6日 (月)

海の幸&大地の恵み、美味しい秋の南イタリア

フェデリーコ2世が残した世界遺産ノカステル・デル・モンテ

先日、「イタリアロマネスクとガルガノ半島」の旅より帰国しました。
ツアー名だけではどこを訪れたのかいまいちわかりづらいですね。
イタリアを長靴に例えると、つま先のレッジョ・デ・カラブリアから土踏まずのターラント、かかとのソレント半島、くるぶしのように出っ張っているガルガノ半島を巡り、弁慶の泣き所の脛に位置するカゼルタまでぐるっと巡る12日間の旅です。

カラブリア州のサン・デメトリオ・コローネのサン・アドリアの教会にてこのあたりは、東ローマ帝国の伝統を受け継ぎながら、ヨーロッパとエルサレムを結ぶ巡礼路上にあるという地の利、パレルモのノルマン王朝から神聖ローマ皇帝フェデリーコ2世の時代と、いろいろな条件に恵まれ、個性的で魅力的なロマネスク様式の教会や修道院がよく残っていて、それらのモザイクや彫刻、フレスコ画などの芸術を巡るのが今回の旅の楽しみです。

ロマネスク美術や芸術に関しては、同じく弊社ブログ「ろまねすく通信」でご紹介していますので、
今日は秋色に色付き始めた南イタリアで、私たちの心とお腹を満たしてくれたお料理の数々をご紹介したいと思います。

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2010年12月 3日 (金)

いざ、世界史上最古・エラム王国の遺跡へ! (イラン)

Choga  昨日に引き続き、先日帰国したばかりの「ペルシャ帝国大周遊と9大世界遺産 22日間」のツアーの模様をお送りさせて頂きます。イスファハンやペルセポリスなど見所満載のイランですが本日は知られざるもう一つのイランの魅力をご紹介させて頂きたいと思います。

皆様は「エラム王国」をご存知ですか?それは世界史上、最も古い王国といわれ、そのはじまりには諸説ありますが、紀元前6000年~紀元前4000年にまで遡るといわれています。イランの南東フゼスタンから北方の山地に領土を持っていたエラム王国は常に周りのアッシリアやシュメール、バビロニアなどの強国に脅かされていました。そのエラム王国が最も繁栄を極め「エラムの黄金時代」と呼ばれた紀元前13世紀、今回ご紹介させて頂く都市遺跡、チョガ・ザンビルが造られました。

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2010年12月 2日 (木)

「イスラム」だけじゃない、イランの魅力新発見!

People

先日「ペルシャ帝国大周遊と9大世界遺産 22日間」の添乗より帰国いたしました。ハイライトばかりでなく、まだまだ知られていないイランの北西部も周りたい!という以前からのご要望にお応えして作られた初催行のツアーです。ツアータイトル通り、イスファハンやペルセポリス、またゾロアスター教が息づくヤズド、薔薇が有名な芸術家の街シラーズやイスラム教・シーア派の聖地マシャドをはじめとする有数の観光地から、果ては日本人観光客初(?)のマニアックな遺跡まで、日本の約4倍の広さもあるイランを22日間、時間を掛けてたっぷりと巡りました。

皆様の中には、女性観光客はチャドルやスカーフを身につけないといけないし、お酒が一切飲めない・・・など、イランに対して「ちょっと近づきがたい、厳格なイスラム教の国」というイメージをお持ちの方もいらっしゃることと思います。しかし一度、イランの町を歩いてみると、純粋で人懐っこいイランの人々にいつの間にかスカーフの窮屈さも忘れてしまうほど心が癒やされ、安心して旅をすることができます。またどんなに小さな町にも必ず「金曜モスク」と呼ばれるその町のシンボル的存在のモスクが建てられ金曜日になると挙って町中の人々は集まりメッカの方向に向かって祈りを捧げ、その信仰心の厚さに驚かされます。

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2010年12月 1日 (水)

【共通テーマデー】もしも私が海外の町に住むとしたら・・・

Capetown_2 朝、目覚めたら寝室の窓を全開に。眼下に広がる真っ青な海。あ~、この海の先は南極なのね。そう思うだけで毎日パワーが沸いてくるわ。明るい太陽の日差しを浴びて眠気が吹き飛んだら、ワンちゃんと一緒にビーチを軽くジョキング。一汗かいたらルイボスティーを。これで健康で長生きできるハズ。その後は、ゴルフレッスン。テーブルマウンテンに向かってナイスショット!お昼はウォーターフロントのレストランのテラス席で。新鮮なシーフードを注文。午後はショッピングに映画。夜は、ちょっとおめかしして、ドライブがてらワイナリーまで足を伸ばしてみようかしら。今年の新酒のお味も気になるわ。

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