2011年1月24日 (月)

ブータン、のどかな風景と新しい風

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「ブータンの懐深く、ブムタン地方とパロとティンプー 10日間」より帰国しました。

ブータンといえば・・・いろいろ思い浮かぶことはありますが、まず、敬虔な仏教徒の国です。そんな様子がよく伝わってくる寺院を観光でも沢山見学しましたが、「ゾン」と呼ばれる寺院は、仏教と県庁が両立している場所であるというところがユニークなところです。中庭を囲む建物には僧房だけではなく、裁判所や役所もあります。偶然にも県知事さんをお見かけしたのですが、県知事さんが中庭を歩いていると、建物から人が飛び出してきて知事を呼び止め、そのまま中庭で書類を見せながら何やら相談のようなことをしていました。ガイドさんに聞くと、「室内よりも中庭の方が明るいので、外で話し合いをすることはよくあるんです」とのこと。なるほど、これがブータン流の公務の姿なのですね。

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ブータンはどこを見回しても山ばかりの国です。ただ、どんなに天候が良くても、遠くに聳える雪山まではっきり見えるかどうかは運に頼る部分が大きいものですが、今回のツアーではパロ~ブムタン地方の間を陸路で往復する行程だったので、行きに霞んであまりよく見えなかった山も、帰りにハッキリ見ることができて本当にラッキーでした。中でも、標高3300mのペレラ峠から眺めた西ヒマラヤ山脈は、端から端まで雪山の全貌を眺めることができて、本当にすばらしかったです。写真はそのうちのテーブルマウンテンを撮ったものです。

ブータンといえば、伝統を重んじていて、どこか懐かしいようなのどかな風景に心洗われる思いがします。けれど一方で、新しいものが浸透してきていることが感じられたのも事実です。中でも衝撃的だったのが、町全体が新しく変わろうとしていたことです。それは、ウォンディ・フォダンという町なのですが、老朽化が進んでしまったために、既に新市街が建設されていて、住宅はどんどん新市街に移されています。そして、ガイドさんの話によると、今Takutsuanblogtemplate年中にはお店や市場なども全て現在の場所から新市街に移される予定なのだそうです。その老朽化が激しい古い町の広場に立ち寄り、ぐるりと辺りを見回したら、「あと1年でここが消えてしまうんですね・・・」としんみりしてしまいました。ブータンの人々の温かさやのどかさは未だ健在ですが、新しい家や洋服姿などを目にしては、時の流れを感じました。
 最終日。現地を発つ日が元旦で、おめでたい気持ちで朝部屋の外に出てみると、なんと辺り一面雪景色になっていました。それまでの晴天が嘘のように、大晦日の夜中に天気が雨から雪に変わっていたのです。朝の静かなパロの町にシンシンと雪の振る音だけが聞こえてきて、それは美しい光景だったのですが、同時に飛行機の心配も。空港へ行くと、やはり飛行機は少し遅れるという情報が流れましたが、そんな待ちぼうけの乗客に、航空会社から給食のような食事サービスがふるまわれ、そのアットホームな雰囲気の中、最後のブータン料理を食し、無事に数時間遅れで飛行機も飛び立ちました。(飯岡)

≪ブータンのツアーはこちら≫

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