2011年1月19日 (水)

大きな石頭の魅力(メキシコ)

先日、「メキシコ古代文明とカンクンの休日10日間」のツアーより帰国致しました。まるでヨーロッパのようなコロニアル都市メキシコシティー、マヤ文明の巨大なピラミッド、その周りのジャングル、さらにオルメカ文明の大きな頭石、締めくくりは世界的に有名なリゾート地カンクンで年末のカウントダウンを迎えるという見所たっぷりのツアーです。
今回はそんな中でも、オルメカ文明についてお話をさせて頂きます。皆様オルメカ文明はご存知ですか?

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紀元前1200年頃~紀元前400年頃に栄えた中央アメリカの文明で、マヤ文明にも影響を与ました。その特徴は巨石です。どこから運んできたかわからない、大きな石を使い、人の頭を形どり、そういった石が今でもゴロゴロ転がっています。この巨石の頭は「オルメカヘッド」と呼ばれています。

昨年は日本とメキシコの交流400周年を記念して「オルメカ文明展」も開催されていましたが、この巨石は日本に持ち運ぶことができず、レプリカで代用していました。その一番大きなものは重さが4tもあったと言われています。

皆様ご覧下さい。このお顔。どう思われますか?

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東洋人の顔をベースに、黒人のような鼻、ジャガーの口をもった石頭だと言われています。(ジャガーはオルメカ文明では神聖な動物だと信じられていました。)私にとっては、まん丸頭のたらこ唇で子供の様な顔に見え、じっと見ていると、何とも愛くるしく思えてくるのが不思議です。
写真ではわかりにくいとは思いますが、大きなものでは1.7mにもなります。ご一緒させて頂いたお客様のほとんどはその大きさに驚き、この石頭と並んで一緒に記念撮影をされていました。タバスコの名前の由来になったタバスコ州にある、ラベンダ遺跡公園に、多数実在していますし、メキシコシティーにある国立人類学博物館にも保存されています。
現地でジャングルの中に潜む巨大な石頭を見ると、その質感や大きさに驚かされます。青々とした深緑の中にオルメカヘッド。なんとも趣のある雰囲気です。なぜこのような巨石の頭が残されたか、まだまだ謎に包まれています。

Olmeca3_3

このラベンダ遺跡公園には他にも33の遺物が残っています。オルメカヘッドの他に、ジャガーの形に似た石像や、瞑想風景の彫刻なども残っていて、どれもマヤ文明との繋がりを感じずにはいられません。ガイドが話す、謎多きオルメカ文明の話に、お客様も思わず「ほぉ~」と感嘆の声をあげていらっしゃいました。 中央アメリカ独特の謎だらけの宗教観を感じていただけるのではないでしょうか。

是非、新緑に囲まれる「オルメカヘッド」をご覧頂きたいと思います。(霍間)

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