乾季のメキシコ、3000㎞のバスの旅
先日「メキシコ物語15日間」の添乗より帰国しました。
このツアーの特徴は、首都メキシコシティの観光が充実している点です。
3連泊するメキシコシティと近郊の観光は、一般的なツアーでもご案内する
メキシコシティのソカロ(中心広場)や国立博物館などは勿論のこと、
建築家ルイスバラガンの邸宅、芸術家フリーダカーロの生家博物館、
そして、写真のメキシコ大学の図書館の壁画なども巡ります。
メキシコにお越しの方ですから、マヤ文明・アステカ文明・オルメカ文明・テオティワカン文明など、メソアメリカ・ユカタン半島で栄えた謎とされる文明の遺跡を多く巡るのが目的の方が多いかと思います。加えて、色彩豊かで太陽が似合う配色使いに、とても元気をもらえるような上記の観光地を巡ることで、メキシコ人の感性を感じて、よりメキシコへの興味・理解が深まり、メキシコ通になることができます。
そして、このメキシコシティの観光を終えると、一路カンクンまでのバスの旅が始まります。メキシコシティは標高が2300m程の高地ですから、この時期は朝晩5度位。防寒具も必要ですが、メキシコシティを出発してからカンクンまでは、もう、常夏の国「ビバ!メヒコ!カリブ海!」です。バスでの道中は車窓にて、食用ウチワボテン畑・トウモロコシ畑・サトウキビ畑などの農用地、又、湿地帯にメキシコ湾沿岸や、乾季だけに突き抜けるような青空を見ることが出来ました。
途中、メソアメリカ・ユカタン半島で栄えた文明の起源とも言われるオルメカ文明のラベン タ遺跡公園に立ち寄りました。此処は写真のような巨頭神像が多く発掘されたことで有名です。又、ラベンタ遺跡は此処から約120km離れていて、遺跡から発掘されたものを移築してから、この公園が造られているので、園内はとても整備されています。ジャングルになっている為、探検隊気分を簡単に味わえるのも面白いです。
まだ、まだ、続くバスの旅。ユカタン半島の先端のカンクンでは終日の自由時間で心ゆくまでカリブ海のビーチアクティビティをお楽しみいただけます。
朝のお散歩に、遊泳、そしてホテルでゆっくりと過ごすことで十分リフレッシュできますが、もっとアクティブに過ごしたい!という方には現地にて、ガイドさんにご相談下さい!様々なマリンアクティビティがあります。
このメキシコ物語のすごい所は現地最終日にも見ごたえのある観光にご案内することです。飛行機でカンクンからメキシコシティに戻り、テオティワカン遺跡観光にご案内します。このテオティワカンは都市計画が事前に行われた上で造られた街です。月のピラミッドや写真の太陽のピラミッドにも登る事が出来ます。一見、とても高いように見えますが、通常30分もあれば登り降りできます。手すりもあり、登りやすいです。しかし、ここは標高2000m程の高地(メキシコシティ近郊)の為、酸素が平地の約70%ですから、深呼吸をしながら登り降り下さい。
3000kmにも及ぶ壮大なバスの楽しい時間。観光に抜群の乾季を迎えているメキシコを堪能する旅となりました。(高山)
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