2011年2月16日 (水)

乾杯は氷の上で!(パタゴニア)

001先日、『モレノ氷河ミニトレッキングと歩いて巡るパタゴニア 16日間』より帰国しました。近年人気急上昇のパタゴニア。最南端の街・ウシュアイア、氷河が削り取った険しい山々、そして氷河・・・。その魅力は到底一言では語りきれません。その中でも注目すべきはやはりパタゴニア氷河ではないでしょうか。
現在、地球上に残された氷河は南極をはじめ、アラスカやヒマラヤと色々ありますが、ここパタゴニアの氷河は南極、グリーンランドに次ぐ、世界第三位の広さを持ちます。パタゴニア氷河002_2 は、他の場所に比べ降雪量も多い上に山の傾斜も激しく1日に2メートルのスピードで流れることから“生きた氷河”と呼ばれています。数百はあると言われるパタゴニアの氷河の中でも、目の前で崩落が見られることから人気を博しているのがモレノ氷河なのです。

003_2 ボート上より、目の前にどんどんと迫りくる氷河に圧倒されつつ、ドキドキワクワクで胸が高鳴る・・・。そうです、今日はみんなが待ちに待った氷河ミニトレッキング。あの崩落が有名なモレノ氷河の上を歩こう、と言うのだから興奮しないわけがありません。丁寧に一人一人アイゼンまで装着してもらい、歩き方のコツを習って、いよいよ氷河ミニトレッキングスタートしました。
アイゼンを突き刺すように、ガニ股に傾斜を登る。意外にも?足が重く、曇りがちな天気とアイスの上だからと着込んでいましたが逆に汗ばむ程でした。氷河の真ん中と山側で流れの速さの差から出来るクレバスを横目に、氷河のトンネルを歩いたり、氷床まで落ちていく深い穴を覗き込んだりと全ての体験が新鮮で、子供が雪を喜ぶよう004_2 に皆様はしゃいでいらっしゃいました。そして最後は氷河の上、みんなでウィスキー・オンザ・モレノロックで乾杯!!私は残念ながら氷河の水をごくごく一気飲み。歴史ある水はやっぱり重みがある?とっても美味しい水でした。

 崩落だけが氷河の見所ではない。実際、自分の足で氷河を歩く。こんな体験にご興味ある方は、是非、地球の裏側の氷河の一角で美味しいウィスキーを飲みましょう!!

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