2011年2月17日 (木)

エジプト以上の数を誇るピラミッド!(スーダン)

Meloe先日スーダンのツアーから帰国致しました。
突然ですが、スーダンと聞くと何を思い浮かべますか?ダルフール紛争、南北問題、世界失敗国家ランキング3位、そんな汚名ばかりが先行してしまうかもしれません。しかしながら、行った後のお客様の感想を聞くと、こうも一転するかと驚く程イメージが変わります。

アフリカで1番大きな面積を誇るスーダンは、黄金と象牙の国、青ナイルと白ナイルの合流点があり、豊富な石油を持ち、そして何よりも北の隣国エジプトと古代から結びつきがあった故に、深く長い歴史がありました。
スーダンで使用されていたメロエ文字は未だ解読されておらず、且つ碑文などもほぼ全て破壊されているため、残されている史料が非常に少なく、真実は未だ闇の中にある歴史が多いものの、スーダンはなんとエジプトの5倍以上のプラミッドが確認されているとのことです。1基1基の規模はエジプトのそれには敵わないものの、スーダンのプラミッドの数は500基とも1000基とも言われています。

Childスーダンでは今からおよそ5000年前の紀元前2500年頃からケルマ文化が栄えていました。その後、エジプトに支配をされ、逆にエジプトを支配したりとスーダンにあったクシュ王国は続いていきます。ブラック・ファラオと呼ばれる黒人(だったであろう)ファラオが3人存在し、エジプト全域を統治していた全盛時代もありました。そんな長いクシュ(スーダン)王国の歴史の中で、ピラミッドは少しずつ作られていきました。エジプトとは違い、砂漠にポツンポツンと無数のピラミッドが点在しています。観光客はほぼ皆無に近く、近くには遊牧民のベドウィンの人々がラクダに乗っているぐらい。私たちは独占状態で全ての観光地を満喫してきました。

まだまだ観光地化にはほど遠いスーダンという黒い民の国。(スーダンという意味はアラビア語で黒い民という意味だそう)
スーダンの人々が言っていました。先進諸国の人々はマスメディアに翻弄されて、スーダンに関しては危ない国という認識しか持っていない、と。もちろん長い間内戦が続いていたことも事実ではありますが、実際に訪れると首都や北部周辺には穏かな普通の生活をしている人々が待っていました。

紀元前の遺跡が好きな方、イスラム教国に興味がある方、砂漠が好きな方、秘境が好きな方、アフリカが好きな方、そんな全ての人々に知って欲しい国、スーダン。もうすぐ、アフリカ一面積の大きな国ではなくなります。そんな国際メディアの情報の影で、普通の生活をしている人々の笑顔が忘れられません。(坂岸)

スーダンのツアーはこちら

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