美の饗宴!古都チェンマイの魅力を満喫(タイ)
先日「タイ大周遊 10日間」より帰国致しました。今回はタイ北部の古都チェンマイでフラワーフェスティバルのパレードをお楽しみ頂く日程でした。
「北方の薔薇」と呼ばれるチェンマイ。チェンマイのフラワーフェスティバルは、毎年2月の第一土曜・日曜日にかけて行われます。タイの北部に位置するチェンマイは、乾季は気候が冷涼で過ごしやすい為、その気候を利用して様々な種類の花を多く栽培しています。
フラワーフェスティバルは、それらの花が集結する一大イベント!色鮮やかな生花で彩られた山車が町中を練り歩くこのお祭りは、華やかで可憐ということで、地元の人々には勿論のこと、世界中からの観光客にも人気があります。
パレードの朝、スタート地点近くで開始を待つことにしましたが、周りにはすでに多くの見学者の姿が。特に欧米からの観光客の姿が目立つようでした。多くの方がズームのきく高性能のカメラを傍らに携えています。それもそのはず、
チェンマイは美人が多いということでも有名で、可憐な花にも負けず劣らずのチェンマイ美女達が、山車の上で微笑んでいるのです。美しいベストショットを撮ろうと皆意気揚々としています。パレードが開始すると、次々とチェンマイ市内の学校や団体のグループが趣向を凝らした衣装を身に纏い、晴れやかな笑顔で進んでいきます。学生たちのブラスバンドは元気一杯でこちらも思わず胸が躍ります。そしてやってきました!華麗な花の山車と美女たち!大きな山車は生花でびっしりと彩られ辺り一面に良い香りを漂わせています。そして艶やかな美女たちにうっとり・・・するのも束の間、カメラ小僧たちに行く手を阻まれ、必死にカメラを持ち構えたのでした・・・それにしても素晴らしい美の饗宴を楽しむことができました。
お祭りの時期ということもあり、チェンマイ市内は多くの観光客で賑わっていました。特に、チェンマイ市内を一望することのできるドイ・ステープ寺院は、チェンマイに訪れた人は必ず立ち寄る場所というだけあって、活気に満ちていました。14世紀に時の権力者であるクーナ王によって建立されたこの寺院は、タイ北部の最も神聖な寺のひとつとされています。仏舎利が納められている金色の仏塔が澄んだ青空に映え、清々しい気分になりました。
うってかわって、壊れかけている寺院ワット・チェット・ヨートでは、人もまばらで静かな境内をのんびりと散策することができました。壁には見事な彫刻が施されており、合掌する天 上の神々の表情はなんとも優しい柔和なものばかり。心がほっと和むひとときでした。
多彩な魅力に溢れた古都チェンマイ。穏やかな気候にひかれた外国人長期滞在者が多いということも頷けます。今回はフラワーフェスティバルがあったこともあり、美しい花の彩りとともに、風情ある古都チェンマイの印象が強く心に残る旅となりました。(足立)
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