2011年3月22日 (火)

ベトナム美食紀行(ベトナム)

Riceblogtemplate先日、「躍動の国、ベトナム周遊 11日間」の添乗より帰国いたしました。「海の桂林」と称されるベトナムの景勝地ハロン湾をはじめとして、チャンパ王国の聖地ミーソン遺跡、2世紀から中継地として発展し、日本人町も形成された古都ホイアン、ベトナム最大の穀倉地帯メコンデルタなど、ベトナムには多くの見どころがあります。
毎日、見どころが目白押しのベトナムですが、私のもう一つのお勧めは、ベトナム料理。本日は、美味しいベトナム料理の数々をご紹介いたしましょう。

ベトナム料理は見た目にも大変可愛らしく、食事が出てくるたびに「わあ!!」という歓喜Harumakiblogtemplate の声が上がります。また、料理を盛る器は、600年以上の歴史を持つ伝統的な陶器バッチャン焼きで統一されていることが多く、細部にまでこだわったおもてなしにしばしば感動します。もちろん、味付けも日本人の口に大変よく合います。
ベトナムも、日本と同様、南北に長い国ですので、地域によって特徴が異なります。お米が美味しい北部では、米粉から作られる麺が有名で、ベトナム名物フォーも北部が本場です。フォーは手軽に食べられる料理として重宝され、ホテルの朝食でも必ず出されます。鶏肉や牛肉でしっかりとダシをとったスープに、パクチーやミントなどの薬草をたっぷりと入れたフォーは、体に優しく浸透し、朝食にぴったりです。
忘れられないのは、ハロン湾クルーズで食べたシーフード料理。2000を超える奇岩が林立する美しい景色を眺めながら、新鮮な海の幸に舌鼓。なんとも優雅な時間が流れます。塩焼きやボイルなど、素朴な味付けですが、素材の味が活きていて大変美味しいです。

1kyuuteiblogtemplate 一方中部地方は、かつて王宮が置かれていたこともあり、宮廷料理が発展しました。各地からやってきた一流の料理人が趣向をこらした宮廷料理は、見た目に大変華やかです。宮廷音楽の調べとともに、かつて繁栄した宮廷の雰囲気をお楽しみ頂けます。
また、年中暑い南部の料理は、砂糖をたっぷり使った甘い味付けが特徴です。メコンの恵を受けた新鮮な食材が豊富なこの地方では、たっぷりの高草と肉や魚をライスペーパーに巻いて、甘辛いソースに付けて食べる食べ方が人気です。

散策に疲れたら、カフェでひと休み。ベトナムコーヒーにがお勧めです。ベトナムコーヒーは、かなり濃い目のコーヒーに、練乳をたっぷりと入れて飲むのが特長です。この濃厚さがやみつきになり、ベトナムコーヒーのファンになる方もいらっしゃるようです。
遺跡や街並み散策の楽しみに加えて、ベトナム旅行に彩りを添えてくれるベトナム料理。美食三昧の旅となりました。(兼井)

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