世界最大級の棚田と羅平の菜の花畑(中国・雲南省)
最初に向かった都市は、「元陽」。世界最大の規模を誇る少数民族ハニ族が長年かけて作りあげた自然、文化の芸術作品「棚田」が見所です。棚田の面積はとても広く元陽県にある山全てが開鑿されており、その規模は想像を超えます。写真だけでは伝わらないスケールです。
今も変わらず、ハニ族は機械を使わず手作業で垣の整備、田植え、稲刈りが行われています。11月頃から棚田には水がはられ、田植えが始まる4月頃まで水をはった棚田の景色を楽しむことが出来ます。
水がはった棚田景色の魅力とは何か??
太陽の光線の角度によって、水面が鏡のように煌き、そして周囲の景色をその水面に映し出す幻想的な世界が繰り広げられている!!・・・です。
太陽の光線は時間によって随時変化するので、棚田の鏡に写しだされる景色も刻一刻と変化します。
何度みてもそのスケール、美しさには感動してしまい、カメラのシャッターを何度もきってしまいます。
おすすめは、やはり日の出です!!
赤く染まり始める空。
次第に、太陽が山から顔を出し、棚田を照らし始め、
赤く染まった周囲と雲、あぜ道を歩く人の陰が映し出された棚田の景色は格別です。
早起きは3文の得!!のうち、1文は間違いなしです。
棚田を見納めしたら、次は菜の花畑の世界へ!
羅平はタバコの産地。タバコ栽培の前に、菜の花が植えられ、2月中旬から後半にかけて満開(見頃)になるのが例年です。菜の花の開花はその年の天候によるので、少々狂うことも。
今年は、2月中旬に氷雨が降ったということで、標高が高い地域は、まだ見頃ではなかったですが、標高が低い地域(金鶏山)では、黄色の絨毯の世界を堪能することができました。
羅平の菜の花は菜種油用ということで、背丈が高く、150cmくらいの身長だと花畑に埋もれてしまいます。
それくらい高さのある菜の花が見渡す限り一面に咲き乱れる風景に、皆様大感動!
お花畑の大きさに「うわぁーーーーーーー!これはすごい」
見頃であった金鶏山付近で、バスを降り、菜の花畑が
広がる景色を眺めながらゆったり散策したり・・・。
カルスト地形ならではのおむすび山(丘)の展望台から眺めたり・・・ゆっくり、そしてじっくりご覧頂き、その景色を目に焼き付けました。(深澤)
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